ベルリンで個展をします。

11月、ドイツのベルリンで個展をさせて頂くことになりました。
ギャラリーの小澤さんが同じ武蔵野美大卒、お母様が隣町の斜里出身と言うことで、たまたま小澤さんが斜里にいらしていた時にご紹介して頂いたというなかなかに稀有なご縁で決まった展示です。ありがたい事ですね…!
ベルリンで、作品にどういう反応が返ってくるのか全くの未知数なのですが、武者修行のつもりで行ってきます!
私も作品と一緒にベルリン行ってきます。ドキドキです…!
MIHO TOMITA × GALERIE DESIGNAT
2019年11月16日~11月23日
土日12:00~18:00、平日は問い合わせくれたら夜は開けてくれるそうです。
Galerie DESIGNAT
Oudenarderstr.2 13347 Berlin

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PAPERSKY no.60 で紹介して頂きました。

こちらもだいぶ時間がたってしまったのですが…
地上で読む機内誌、がコンセプトの雑誌PAPERSKY no.60 にて、紹介して頂きました。
奈良美智さんと福田春美さんがドライブで旅する北海道。お二人の紹介するのはどこも素敵な場所や人ばかり。
北海道って良いところだなあと改めてしみじみ感じる特集でした。ぜひ、読んでみて下さい。
奈良さん、福田さん、そしてpaperskyの皆様方、ありがとうございました!楽しかったな?!
こちらのサイトで、私が紹介されている記事を読むことができます。

https://mb-live.jp/drive/travel-2019-09-20/




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秋の佐伯農場と、細見浩木版画展

佐伯農場荒川版画美術館に、東州館で展示した新作木版画「1177正面図」を展示してきました。
子牛1177と成牛1177。並んでいます。
秋の佐伯農場も美しいですよ~!ぜひ。
牧舎で久々の牧舎カレー。手作りコーラもおいしかった!
木曜日はお休みです。



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そして、いま東一条ギャラリーでは、「細見浩・木版画展」が開催中です。

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細見先生の娘さんも企画に加わられた今回の展示。ご自宅に残されていた作品たちが展示されています。
大きな作品も多くて見ごたえがありますよ!
購入もできます。
やはり描くものへの愛が満ちていて、見ていて気持ちが洗われるような作品たち。
11月17日までの、土日祝日にオープンしています。
11時~16時まで。
中標津町東一条の、東一条ギャラリーにて。

http://shiretoko-glass.sakura.ne.jp/wp/1527.html


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お見舞い申し上げます。

このたびの台風15号、19号で被災された皆様、心よりお見舞い申し上げます。
訪れたことのある場所や、知っている人が被害にあっていたりもして、大変胸が痛みます。
どうか一日も早く元の生活が戻りますように、お祈り申し上げます。
それにしても年々台風の被害が苛烈になるような…こちらでも冬の低気圧などに十分に備えねばならないですね。

鈴木牛後さんの句集の表紙。

時間が経ってしまいましたが、俳人で北海道下川町で酪農業を営む鈴木牛後さんの句集「にれかめる」の表紙に私の版画作品を使って頂きました。

鈴木さんとは、鈴木さんのブログにコメントを書き込んでいた12、3年くらい前からの友人です。一度牧場に遊びに伺った事も。
山深い下川町の四季の中、放牧酪農を営む鈴木さんの日常から紡ぎ出される句の数々はどれもハッとさせられるものばかり。
酪農に日々関わっている私でも、牧場の情景を通じてこのように世界を捉えることが出来るんだなあと…そしてその感覚を短い詩にするとまた改めて研ぎ澄まされるような…読んでいて目から鱗が落ちるような思いです。
人間と自然、というのではなく、ダイナミックに移り変わる季節も、牛も、虫も、そして人も、全て同じ土俵の上で生きて死んでいく感覚を、牛後さんは持っているんだなあと思いましたし、それは私が牛の作品をつくるスタンスとも少し共通するものがあるなあとも感じました。
書店やネット書店で買えますので、気になる方はぜひ読んでみてほしいと思います…!
https://www.kadokawa.co.jp/product/321904000700/

2012年の深川東州館での展示を見に来てくださった時に詠んでくれた句も載っていました…!うれしいですね。
ちなみに「にれかむ」とは「反芻」の古い言葉だそうですよ。

その昔鈴木さんの牧場を訪れた時の写真。眺めが良いですねー。

SIRE表紙、そしてGH絵画コンテストについて。

ブログの更新をすっかりご無沙汰してしまいました…!
サイアの表紙を3回分もためてしまいましたね。では、立て続けにどうぞ!

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サイア令和元年5月号「牛と緑」

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サイア令和元年7月号「バーチヒル スパークリング ミツキー」

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サイア令和元年9月号「夕暮れ、寄ってくる牛」
そして、時間が経ってしまいましたが、GH絵画コンテストについて。
4月に、GH絵画コンテストの審査をさせていただきました。
全部で58枚もの力作を、ジェネティクス北海道の皆様とゆっくり拝見しました。
どの絵も個性があって、すごく楽しい時間でした。
絵の審査をするのは初めてで、最終的に賞を選ばないといけないのが本当に難しく…。
結局私の好みとかが強く出てしまった気がします。
選ばれなかった方も、よい作品が本当にたくさんあったので…次回ぜひ、また送ってほしいと思います。
また第2回の開催も決定しています。今回のテーマはずばり「牛」にしていただきました。
次、絵を送ってみようかなと思っている若い子たちにアドバイスなのですが、できればぜひ近くの牧場にお願いして、実際に牛を見て下さい。
動く牛をその場で描くのは難しいでしょうから、まずはよくよく観察してみてください。
もちろん写真を撮ってもかまいません。
でも写真に撮る前に、牛っていったいどんな形で、どんな顔をして、どんな動きをして、どんな匂いがするのか、じっくり目に焼き付けてほしいのです。きっと、よく見て初めて分かることがたくさんあると思いますよ!
そして実際描くときに、その通りに写真のように描けなくてもよいのです。
目に焼き付いた「牛」の姿を思い出して、その牧場でも空想の世界でも、紙の中に自分なりの牛を表現してほしいと思います。
そしてもう終わりかな~と思っても、もう少しだけ、この絵の絵の主役だな、と思う部分を、よく描いてみて下さい。
力作を楽しみにしています!!

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そうそう、今年は酪農女性サミットも参加しますよ~!どちらも楽しみです^^