DOTO Landscape~7人の作家たちの道東~展終了しました。

7月19日をもちまして、DOTO Landscape ~7人の作家たちの道東〜展会期が終了致しました。

お越しになって下さった皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。

道東の北の方に縁をもって制作している7人。それぞれバラバラなようで、どこか不思議に響きあっているような、とても良い展覧会でした。

以下会場の写真です。

斜里町出身、真青果てなさんの作品。流氷がモノクロームで描かれた絵画。単純化されているけど流氷ってこうだよなあって感じるのは、地元の風景だからでしょうか。この絵を元に作られたスペタコペタさんとのコラボポストカードも素敵でした(引き続きしれとこくらぶで販売中)。今後も楽しみな作家さん。
絵本作家あかしのぶこさんの作品。絵本「ねむたいねむたいももんがたち」の原画です。つぶらな瞳のモモンガがかわいいこと!独特のタッチで描かれた冬の森とモモンガ、知床の森や動物を知り、こころを寄せるのぶこさんにしか描けない絵。
会場しれことくらぶのオーナーでもある塩川裕子さん。この展覧会も彼女の企画です。
流氷に水芭蕉にカモメ、この土地で暮らす彼女の視点がぎゅっと詰まった絵画たち。フライヤーに使われた絵も塩川さんの作。大好きな感性です。
ステンドグラス作家の浅沼久美子さんの作品。中標津の東一条ギャラリーの企画運営もされており、いつも大変お世話になっている方でもあります。夏の青空にガラスのきれいな色が映えていました。今回はいろいろ技術的なお話も伺えて、ステンドグラスの奥深さを教えていただきました。ピアノの周りに配置されたランプも素敵。
宮森くみさんの手製本の作品。手に取ってめくってみると、どれもとても工夫が凝らされた丁寧な仕事でした。3㎜の距離について、詳しくお話伺ってみたかったです!
川村芽惟さんの刺繍作品。様々な布素材を使った刺繍で知床の生き物が描かれています。この土地で生きることでしか感じられないもの、展示方法の緊張感も説得力のある作品たちでした。8月には旧斜里町図書館の建物で「葦の芸術原野祭」に参加されるそう。そちらも楽しみです!
私の作品。版画の小品とともに、久々にtuna-kaiさんの絵の具を使った絵を展示しました。
楽しく描いた絵です!
夏のしれとこくらぶ。コロナ禍で、なかなか集まるという事もできづらかった会期でしたが、とても有意義で楽しい展示でした!

サイア2020年3月号、5月号、そしてGH絵画コンテスト。

すっかりアップするのが遅くなってしまいましたが、サイア表紙3月号と5月号です。
3月号「むしゃむしゃ若牛」5月号「丘の上の牛たち」

外で乾草をほおばる若い牛。
知床連山をバックにたたずむ乾牛たち。

5月号には第3回GH絵画コンテストの結果も掲載されています。結果はこちらから


今回もたくさんの力作が集まって、審査のしがいがありました。
ひとくちに「牛」というテーマにしても、ほんとうにいろんな作品があって、選ぶのがとても難しかったです。泣く泣く選にもれてしまった作品もたくさんありました。

身近な牛を描いてくれたんだなという作品もあれば、牛のイメージで描いたのかなあという作品もありました。このコンテストがきっかけで牛の絵を描いてくださったみなさん、ぜひ近くの体験牧場などに足を運んで、実際の牛を観察してみてくださいね。コロナ禍でなかなか難しいかもしれませんが…。きっとどこかに見学させてくれる牧場があるはずです。

姿を見て、においを感じて、牛の存在を感じて、それを絵にしてみると、新たな発見があるかもしれません。なにより牛、かわいいですしね!

このコンテストを通じて、牛のことを好きになってくれたら嬉しいです。

入選した方も、惜しくも選にもれてしまった方も、応募してくださって本当にありがとうございました!