牛のつむじ展、始まりました。

11月23日より、札幌は円山のGallery Retaraさんにて、冨田美穂個展、「牛のつむじ」始まりました。
初日から、本当にたくさんの方が来てくださいました。ありがとうございます!
たくさんの方に助けられて、なんとか初日を迎えることができました。
ぎりぎりまで新作を作っていて、こちらから札幌に向かうバスに作品を持って乗り込むはめになってしまいましたが…。
メインは太郎賞の時の「388全身図Ⅱ」

IMG_6648 r

直前まで作っていたのはこれです。多色刷りの「915」。まだ会期はじまったばかりなので、部分写真で…なかなか苦労しましたが、白い牛の版画をずっと作ってみたかったので、念願かなった感じです。顔と首の正方形の画面です。

mihotomita-915 d

一日一牛も貼りだしました。

IMG_6655 r

初日の23日は、ギャラリートークをさせてもらいました。

23961071_945087528976812_1695371138_o_R.jpg

撮影・小島啓二氏
札幌近郊やずいぶん遠くからもたくさんの方が来てくださって、本当に嬉しかったです。
ご挨拶できなかった方もいたのでとても心のこりなのですが…。
トークは、話が前後したりお聞き苦しいところもあったのではと思いますが、30分あっという間でした。
言う事を準備するとうまく話せないので、その場の勢いでお話させてもらって、あとから考えるとちょっと捕捉したいところもあったりなので、少しここで書かせて下さい。
牛を木版画で作る、という表現にたどり着いたのはほんとうに偶然や出会いがいろいろ重なって、自分で選んだというよりたどり着いた、という感があるのですが。
後からいろいろ理由づけたりもするのですが、一番はやはり木版画の自分の作品が好き、という事につきるのかもしれません。
背景もなく、柔らかいようで硬質な、三角刀で彫った毛の表現で、牛のもつ神々しいような近くて遠い存在感に迫れる気がするのです。立体感があるようでとても平板で、絵では出せない凝縮したような表現になっているのではないかと。
まだまだ途上ですが、続けていく事でもっと近づける何かがあればいいなと思っています。
つたない話を聞いて下さった皆様、本当にありがとうございました。
会期は12月11日までです。どうぞご覧になってくださると嬉しいです。
後は酪農女性サミットの全日の12月4日と、最終日の12月11日に会場に居るつもりでいます。
冨田美穂展 牛のつむじ 
2017年11月23日(木)~12月11日(月) 火曜日定休 12:00~18:00 
Gallery Retara 札幌市中央区北1条西28丁目2-35MOMA Place 3F

荒川版画美術館、2017年の営業を終了しました。そしてあたたかい展のお知らせ。

2017年の佐伯農場荒川版画美術館、及びレストラン牧舎の営業は、11月12日をもって終了いたしました。
来年の春まで、冬季休業になります。
今年もたくさんの方に作品を見て頂きました。
本当にありがとうございます!!
厳しい冬を乗り越えて、また春にお会いしましょう。
そして、11月23日からは、東一条ギャラリーで毎年恒例あたたかい展がはじまります。
私も少しだけ参加しております。ポストカードの新作もありますよ~!お近くのかたは、ぜひ!
2017あたたかい展
1月23日(木)~12月3日(日)
月火水曜日はお休みです。
午前11:00~午後5:00まで。

usi2016244_R.jpg

もうすぐ雪に埋まる景色。

平成29年度小清水町文化奨励賞をいただきました。

平成29年度の小清水町文化奨励賞をいただきました。
文化の日の今日、表彰式に出席して参りました。
小清水町に住んで約10年。住み始めた頃は、こんな日が来るとは思いませんでした。
本当に名誉な事です。ありがとうございます!
いつも周りの方々に本当に助けられて、制作を続けてくることができました。
これからもがんばった結果を、地元に還元できるように、精進していきたいと思います。
写真がないので絵でお茶を濁させて下さい(^_^;)


おまけつむじ

usi2016246.jpg

もふもふ子牛ちゃん