サイア2024年秋号発行になりました。
今回の表紙は興味津々に集まってくる子牛たちです。タイトルは「集まる子牛たち」。
白ちゃんに白黒にレッドちゃんみんなカワイイですね…!
冨田美穂 牛の木版画と絵画
サイア2024年秋号発行になりました。
今回の表紙は興味津々に集まってくる子牛たちです。タイトルは「集まる子牛たち」。
白ちゃんに白黒にレッドちゃんみんなカワイイですね…!
札幌にて天神山アートスタジオに滞在させて頂き、芸術の森版画工房で版画の制作をしてきました。
前からカラーの版画をプレス機で刷ってみたくて、芸術の森版画工房さんにプレス機を借りに。
芸術の森に車で通えるほどの距離にあり、前から噂を聞いていて行ってみたかったアーティストインレジデンスの施設である天神山アートスタジオさんに一週間ほど滞在させてもらいました。
なかなか家以外の場所で制作することもなかったのですが、他の利用者さんもいる版画工房で版画を刷るのは想像以上に集中できましたし、刺激になりました。
自分の制作の独自性を再確認するとともに、自己流になりすぎてしまった部分も振り返る機会にもなり。プレス機は結局うまく使えなかったのですが、スタッフさんや他の利用者さんと版画トークもできたりすごく楽しい時間でした。
天神山アートスタジオはいつも予約でいっぱいと聞いていたのでだいぶ早くから予約していたのですが、それも納得のとても素晴らしい施設でした。
まず天神山の環境がすばらしく、本当に小さな山のてっぺんにある施設なので、駅や駐車場から行くのは少し大変なのですが、紅葉の美しい木々でいっぱいの場所を歩くだけで気持ちもリフレッシュできました。
札幌中心部に容易にアクセスできるロケーションなのにそこだけ別世界みたいな素敵な場所でした。
最終日にアート&ブレックファストという、滞在アーティストと地域の方の交流イベントに参加しました。朝食を囲んでざっくばらんに滞在作家と地域の方の垣根なく交流する場はとても貴重だと思いました。すごく楽しかった!
もし今度滞在することがあったら、少しでも地元の方に作品を見てもらう機会を作りたいものです。今回は本当にただ制作して持って帰るだけになってしまったので…!
アーティストインレジデンスという場所へ行くのは初めてでしたが、ただ制作の事だけ考える時間が本当に貴重でした。
毎日の生活ももちろん制作や人生の糧ではありますが、時々こんな時間を過ごすのも良いですね。
本当に貴重な経験をさせて頂きました。
制作した作品は来年各地でお見せできるかと思います!