ポストカードの売り上げを寄付させていただきました。

7月から9月までの、チャリティーポストカードの売り上げの一部を、
移動支援Rera
に寄付させていただきました。
今回は、16070円です。
お買い上げくださった皆様、ありがとうございました!
まだまだ販売は受け付けていますので、ブログのメールフォームなどからご注文ください。
よろしくお願いいたします。

http://usinotumuji.blog28.fc2.com/blog-category-6.html

まだまだ必要とされる中で、補助金や寄付金や、いろんなやり方で必要経費を賄うReraですが、今度はクラウドファウンディングという形で出資できるようになりました。
サイトはこちら↓

http://justgiving.jp/projects/1598

NTTドコモの企画で、クラウドファウンディングサイトのJustGivingから、今も東日本大震災の被災地で活動を続けるNPO団体を選んで、出資できるようになっています。
クラウドファウンディングってちょっと耳慣れない言葉かもしれませんが、インターネットを通じて、志を持った活動に賛同してもらい、出資を募るというものなのですね。サイトを通じて今いくら寄付が集まっているかリアルタイムでわかりますし、メッセージも送れたり、なかなか画期的な試みですね。
ドコモユーザーの方は、ドコモの電話料金と一緒に寄付ができたりするみたいです。
寄付しなくても、今の被災地、Reraの現状がわかりやすくまとまっていますので、ぜひご一読ください~!

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食後のもぐもぐタイム。

チャリティーポストカードの売り上げを寄付させていただきました。

チャリティーポストカードの売り上げから、16,400円を、石巻の移動支援Reraに寄付させていただきました。
お買い上げいただいた皆様、本当にありがとうございます!
ポストカードは、レストラン牧舎、道の駅はなやか小清水でも販売させていただいています。
Reraの活動報告です。日々利用者さんと向き合う中で見えてくる事があります。ぜひ、ご一読いただければと思います。

http://ameblo.jp/npo-rera/entry-11885574607.html



白牛の鼻。

石巻に行ってきました。

3年ぶりに、石巻の移動支援Reraさんのところへ行ってきました。
このブログには珍しく、じっくり見てきた事を書いてみようと思いますので、ご興味のある方は読んでいただければ嬉しく思います。
10年来の友人である村島弘子さんが代表を務めていて、その縁で今回が2回目の訪問でした。
前回行ったのは2011年の7月。まだまだ震災の爪痕が生々しく、あちこちに壊れたままの建物や車、がれきがあちこちにうずだかくつみあがっていました。仮設住宅はまだ建設中で、避難所に住まわれている方もいる頃でした。
Reraのしている事はそのころと同じ移動支援。
広い石巻市で、車を失って病院も買い物もままならない方々を、あちこちから集まった福祉車両やボランティアの車で送迎するという支援でした。3年前は、避難所から病院通いだとか、お風呂、買い物、仮設へ引っ越し、老若男女いろんな方々を送迎した記憶があります。
3年がたち、被災地は順調に復興に向かっているような気が、なんとなくしていました。
でも実際Reraの活動に参加させてもらって、地元の方と話をさせてもらい、まだまだ問題は山積で、一口に「復興」と言っても、かなり難しい問題をたくさんはらんでいるんだなあという事を実感しました。


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ライオンズクラブからReraに寄付されたリフト付き福祉車両と仮設住宅
まずReraへ行って何をするかというと、ドライバーさんの助手席に座らせてもらって、送迎のお手伝いです。
写真の仮設はかなり市街地から離れた田んぼの真ん中のようなところにあり、足の悪いおばあさんの市街地の病院への送迎でした。協力費として、送迎距離3キロにつき100円をいただいています。
3年も経つと、自力で生活できる人は仮設を出て行きます。車を持てる人は持ちますし(そもそも車なしではまともに生活できない)、復興住宅もすこしづつできてきて、そこへ移る人もいます。
でもそこから出る力のない人は、まだまだバスも来ないような仮設住宅に住んでいます。
この仮設では、おおきなスーパーへの巡回バスが来ていたそうなんですが、最近廃止になったそうです。
使う人が減ったのでしょうけど、ゼロではなかったはずですね。
今多いのは、人工透析の送迎です。週3回、病院へ行って透析をしながら命をつないでいる方々。
広大な石巻市に、もともと透析のできる病院は2つしかありません。
震災前は、家族に送ってもらったり、近所の人と協力して通っていたであろう人達。
しかし震災で、家族も地域のコミュニティもバラバラになり、病院から遠い仮設や、自宅から、公共交通機関もない状態で、支給される月1500円分のタクシーチケットで…。これではタクシーしか手段がない場合、よほどお金に余裕のある人でないと通えません。
Reraが今送迎しているのは、そういう方々でした。
お年寄り、体が不自由な方、障害のある方、福祉有償運送に頼れるほどの重度の障害ではない、でも公共交通機関がない、不便すぎる(路線バスが週に3往復、なんていう場所もあるようです)、身寄りがない、家族と離れて住んでいる、居ても頼れない…。
ともすると、自立を妨げているとか、タクシーやバスのお客を奪っていると言われてしまいがちなReraの活動だそうですが。
実際助手席で利用者さんたちの話を聞いていると、そんな事ではないというがわかります。
ちょっと病院に行くのに、何千円も交通費を払わないとならないとしたら、もしかしたら病院へ行く事自体をあきらめてしまうような人達。
助手席で、いつもの利用者さんたちが、「これからもお願いしますね」「なくなったら困る」という事をおっしゃるのを何度も聞きました。
自立できる方はとっくに自立しているでしょう。動かない体を抱えて、Reraがなければ仮設の外へ行くこともできないような方が、制度の隙間に落ちるような形で少なからずいらっしゃる。
Reraの特徴的なところは、ドライバースタッフも地元の方がほとんどであるというところです。
毎日違うスタッフの方の助手席に乗らせてもらって、いろいろお話を伺いました。
津波から命からがら逃げた方のお話、震災当時の話、亡くなった方の話。
みなさん明るく日々の活動をしているのですが、ご自分も当事者なんですね。
利用者さんがどんなに困っているか心底共感できるからこそ、続けられる事なんだろうと思います。
運転技術も抜群で、体の不自由な利用者さんにとても優しいReraのスタッフのみなさんはとてもかっこよくて、プロフェッショナルだなあと思いました。Reraの母団体だった札幌のHOPさんで研修を受けたり資格を取ったりしたそうです。
送迎中、利用者さんとの何気ない会話の中から、健康状態や今後の生活(復興住宅の抽選の事など)を聞いて、ミーティングで共有することで、ちょっとした変化にも対応できるようにしています。たとえば急に認知症が進んでしまった方など、送迎で気づいた事を地域の福祉の方と連携して対応してもらうなど。そういう意味でも、Reraは一つの役割をになっていると言えます。
実際に接するドライバーさんや、送迎申し込みの電話の様子で、さりげなく見守っているという事、利用者の方はもちろん、やむを得ず離れて暮らしている家族の方にもとても心強い事ではないかと思います。
そもそも石巻や、きっとほかの地方都市でも、車を運転できないお年寄りの移動困難という問題はもともとあったものなのだと思います。
石巻では、震災がきっかけでそれがとても顕著に問題として出てきていますが、震災がなくても、この先十年もして高齢化が進めば、今と同じような状態になっていたのでは、とおっしゃる方もいました。
実際Reraの車に乗ってみて、利用者さんのご高齢であること、石巻の広さを肌で感じて、「移動困難」という事はとても腑に落ちた感じがしました。健康で車が運転できるか、家族がいるか、お金がたくさん無いと、満足に病院にいく事もちょっとした外出もできない…。
Reraは、被災地の問題としてはもちろん、この先いなくなることはないであろう「移動困難者」の問題とも向き合い、悩みながら前に進んでいるという印象です。
たくさんの方から賛同を得て、寄付金や補助金で活動を続けるReraです。
正解がない中で、困っている方をとにかく助けたい一心で活動を続けるReraの皆さんを、これからも応援したいと強く思いました。
Reraホームページはこちら
移動支援Rera
寄付、サポート、ボランティアの募集はこちらから
http://www.npo-rera.org/supporter.html

他にも、復興住宅の用地が決まらないために、平成29年度以降の着工予定なんていうところがあったり、田んぼをうめたてて作るため、土地を固めるのに何年もかかるとか、それなのに頼みの仮設住宅は黴の濃度が普通の住宅の150倍(!)という事がわかったとか、そもそも床が抜けたりもう建物が持たないのでは…オリンピックが決まってこっちに建設業者が来なくなった…などなどなど、まだまだ復興というには問題が山積みなんだという事も、皆さんとの会話の中でわかりました。
今回の休暇にあたり、どこか旅行に行くという選択肢もあったのでしょうけれど、石巻へ行って、懸命に活動を続けるみなさんに会えた事で、私自身の今後の人生において、学ぶことがたくさんあったと思います。たいして役には立てなかったけれど、行ってみて本当によかったです。
あと、個人的には、頼まれて技術もないのに作ったReraのかもめのロゴが、あんなにも親しまれているという事がとても誇らしかったです。
3年前はどうしても撮れなかった写真ですが、今回は記録してみましたので、以下に掲載します。

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危険地域に指定され、住宅が再建できない地域。野原と化した中に住宅の基礎が残っています。古い住宅が密集するところだったそうです。

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門脇小学校を臨む。

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サン・ファン・バウティスタ号復元船。400年前に伊達正宗が今のメキシコとの貿易のために作った木造帆船。
この慶長使節団をモデルにした遠藤周作の小説「侍」が、学生時代からの愛読書だったので、見られてよかったです。地形の関係か、この船はマストが折れるだけで被害がすんだようです。


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海はとてもきれいで、まさかこの海が津波となって襲ってくるなどとはとても考えられません。


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南三陸に連れて行ってもらいました。有名になった防災庁舎。住み着いた鳥の声が、雨の降りしきる中響いていました。

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名物のウニ丼。仮設の商店街、さんさん商店街にて。素晴らしく美味しかった!

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これも商店街で売っていた「絆ロール」ちょっと珍しい生わかめロールケーキ。
意外な組み合わせですが、美味しかったですよ。

2014年あけましておめでとうございます。



あけましておめでとうございます。
2014年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年の目標は…とりあえず目前の課題を仕上げる事、ですかね…!
一歩一歩歩いていたら、いつか成長できているように、がんばっていきたいと思います。
年賀状をくださった皆様、ありがとうございます!お返事は気長に待っていてくださいね…!

Rera
の村島さんに、年末、こんな冊子をいただきました。

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石巻で津波の被害に合った中山さん一家の、その日からの体験談を漫画にまとめてあります。
お母さんの強さもさることながら、津波に遭遇しながらも、時に笑顔さえみせけなげに頑張るこどもたちに胸を打たれます。
「ねえねえしってたあ?」とは、登場人物である当時6歳のこよみちゃんの口癖なんだそうです。
「ねえねえしってたあ?つなみって黒いんだよ?」
ある日突然津波の被害に合いながらも、周りに支えられ助けられながら徐々にそれを受け入れ、おじいさんの死までをこよみちゃんなりの言葉で納得していく過程は、感動的ですらあります。
こういうこどもたちがこれからの未来を背負っていくんだなと思うと、光明が見える気がしました。
2011年に石巻に行ってReraのお手伝いをさせていただいた時も感じた事ですが、ひとくちに「被災者」と言っても、一人ひとり、体験した事は違っています。
そんな体験談を掘り起し、漫画などでわかりやすく伝えています。
今被災しながらも頑張っている方々の体験を想像し、身近に感じる事もできます。
そして、もし自分がこのおかあさんの立場だったらどうだろうと考えてみる事も、とても意味のあることだと思いました。
小さなお子さんにも読めるようにひらがなバージョンもあるそうです。
興味のおありの方はこちらから

三陸こざかなネット


「ねぇねぇしってたぁ?」チラシ(PDF)

2013年、今年もありがとうございました。寄付のご報告など。



サンちゃんサンタ。
いよいよ2013年もクライマックス。
今年もこのブログをご覧になってくださいまして、ありがとうございました。
今年は2月のレタラでの個展に始まり、農村の表現者たち展や酪農ジャーナルの連載など、新しいチャレンジをさせていただいた一年でありました。
来年もますますいい牛を描けるように精進いたします。
今年も昨年に引き続き、チャリティーポストカードの販売をさせていただきました。
秋からの売り上げ、合わせて計8480円を
移動支援Rera
に寄付させていただきました。
震災から2年9か月も経っても、まだまだReraが必要とされている、石巻の現状です。

ブログ
もぜひご覧ください。普段の活動の事が細かく報告されています。
来年は新しいチャリティーポストカードを作ろうと思っていますので、よろしくお願いします!
報告が遅くなってしまいましたが、農村の表現者たち展での版画の売り上げの半分を、ご一緒に展示させていただいた菅野義樹さんの
「つなげるつながるさくらプロジェクト」
に寄付させていただきました。
福島県の飯舘村から北海道の栗山町に避難し、再起をはかる菅野さん。菅野さんが震災前に飯舘村で撮った写真を元に版画を作らせてもらいました。
菅野さんのポストカードセット、とっても素敵なのでぜひ皆様
リンク
からご覧になってくださいね~!

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「牛と草の風景」
これからしばらく、いただいたお仕事を仕上げるべく、みっちり制作します。
そんなわけで、版画の年賀状は今年はお休みさせていただきます…。
今やっている事をきっちり仕上げましたらまたご報告いたしますね。
それでは皆様、よいお年をお迎えください。

ポストカードの売り上げを寄付させていただきました。

ポストカードの売り上げ、8500円を移動支援Reraに寄付させていただきました。
お買い上げいただいた皆様、ありがとうございます。
そしてついにReraのホームページができました!

http://www.npo-rera.org/

とても見やすくて、写真も大きくReraの活動が一目でわかります!
じっくり読み込めばしみじみと活動がいかに必要とされているかがわかります。

チャリティーポストカード


チャリティーTシャツ

どちらも販売中です!
ポストカードは、地元の道の駅「はなやか小清水」の売店と、「手作りカフェスイバ」さんにも置いていただいています。


ミルクくれるんですか、どうなんですか?!

ReraのチャリティーTシャツできました!

石巻の移動支援Reraの、チャリティーTシャツを作っていただきました!
サイトはこちら!

移動支援Reraグッズ販売

かれこれ一年前に、私がデザインさせてもらったReraのカモメロゴをTシャツに!
売り上げから1000円を、Reraに寄付させていただきます。
形もデザインもいろいろ選べます!これからの季節、かわいいカモメと石巻で今も困っている人たちをを支える気持ちとを、身にまとってはみませんか?
サイズもキッズからレディース、メンズまで、色も形もいろいろ選べて選びがいがありますよ~。

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自分でいうのもなんですが、かわいい!

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黄色かもめもいい感じ。

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女性向けのTシャツも選べたりします。

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Reraを支えています、という意思表示。

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石巻、愛。

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転がる石だぜ!

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交通安全はなにより大事。

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ゆっくり走ろう石巻!
Reraの最新情報は、
Facebookページ
をチェックしてくださいね。
今日も元気に、石巻の困っている方々を送迎しています。
もちろん、直接寄付したい!という方はまだまだご寄附も受け付け中です~!
直接寄付していただける方はこちらの口座へ
≪ゆうちょ銀行からの郵便振替口座≫
口座記号番号: 02210-2-135625
口座名称: 特定非営利活動法人 移動支援Rera
今回素敵なデザインをしてくださったあきさとさんの素敵すぎる牛Tシャツは追記でご紹介。
こちらもぜひご覧ください!

“ReraのチャリティーTシャツできました!” の続きを読む

チャリティーポストカードの売り上げを寄付させていただきました。

去年の秋からと、先日の個展で買っていただいた分のチャリティーポストカードの売り上げの半分、40750円を、石巻の移動支援Reraに寄付させていただきました。
お買い上げいただいた皆様、本当にありがとうございます!
震災から2年が過ぎました。
11日にNHKで放送していた震災特別番組で、Reraの活動が紹介されていました。
街から離れた狭い仮設住宅の中で、運動不足で一年前よりずっと足が悪くなってしまったお年寄りの利用者さん。
2年経ち、復興しているところもあるのでしょうが、前に進みたくても進めない、むしろ悪くなってしまっているような方々もいらっしゃる。そういう方々の移動の足として、ずっと活動してきたRera。
今の時点で活動をやめる、という選択肢はとても選べない。
来年度はまた資金の援助を受けられる事が決まり(それでも一年活動するにはまだ全然足りないそうです)、NPO法人各も取得し、これからもまた石巻で活動して行きます。
以下少し長くなりますが、ReraのFacebookページの2月の投稿から引用させていただきます。
◇◆移動支援Reraは、4月以降も送迎活動を続けます!◆◇
私たち『災害移動支援ボランティアRera』は、発災直後から現在まで、途切れさせることなく移動の支援を続けてきました。
送迎してきたのは、障害や高齢などで外出のできない人や、住んでいる仮設住宅の交通の便が悪く利用できないという人など。
震災前は福祉や送迎について何も知らなかった私たちが、
必要とされるまま、切実な声に応えて無我夢中で走り続け、ここまで来ました。
平日10人ほどのスタッフで、多くても7、8台の車を駆使し、
工夫を凝らしながら走ってきたその送迎人数は、多いときだと1日延べ120人。一か月に2,000人を越えます。
現在までに延べおよそ38,000人という数の方々を送迎してきました。
これは、送迎や交通の専門家でも驚く数字です。
現在は、利用者の8割以上が高齢者となっています。
今年度かぎりの『新しい公共』という県の補助事業として続けられたこの活動も、
残りわずか1か月あまり。
その後の資金のめどは立っていません。
そんな「来たるべき日」のために、私たちは補助事業が始まった昨年5月からずっと、「石巻地区災害移動支援連絡会」を通して、行政や社協、他団体の皆様と一緒に、レラのほかに移動のすべを持たない人々のため、なんとか他の手段を見つけようとしてきました。
連絡会をきっかけとして芽生え、動き出した取り組みも出てきました。
ですが、連絡会全体を通じて感じたことは、
日々の送迎だけに忙殺されている私たちがどんなに頑張っても、できることはわずかしかないということ、
「協力」していくためには、そこに困っている人がいる、問題があるという意識を共有することから始まるけれど、
普段こういった方たちのことが見えていない(一部のそして大切な機関の)人々には、
「問題」そのものを感じてもらうことが困難だということ。
それから、
『新しい公共』は、そして『復興』は、
1年くらいでは何も終わりにさせることはできないということ。
来年度の資金のめどは、今のところ立っていません。
それでも、
支援していただける団体の皆様や利用者さん自身からの寄付金、個人的に送って下さっている募金、それから民間の助成金を頼りに、
現在の形での送迎、つまり
「要介護者や障害者に限定しない、移動困難な住民の送迎」
を、もう少しの間続けよう、ということになりました。
マップ作成や交通案内、カーシェアリングの助け合いづくりなど、新しくはじめられた取り組みは継続して発展させていきます。
そして、将来的には、外部支援に頼ることなく恒久的に持続していく「福祉有償運送」(タクシー代の半額程度で要介護者や障害者限定の送迎をおこなう非営利事業)を展開していく計画は変わりません。
ですが、今はまだ、“被災地の支援”としての力が必要な時である、と
私たちは判断しました。
どこまで続けられるかわかりませんが、
出来る限りの送迎と取り組みを続けていきます。
決意表明です。
これからもご支援、ご指導のほど、よろしくお願いいたします。
—-引用終わり
これは2月の記事なので、最新情報はどうぞ
Facebookページ
をチェックしてくださいね!
特定非営利活動法人 移動支援Rera として、これからも走り続けるReraを、今後も応援していきたいと思います。

ポストカード
もまだまだありますので、購入していただける方はメールフォームからご連絡ください。
Reraに直接寄付していただける方はこちらの口座へ
≪ゆうちょ銀行からの郵便振替口座≫
口座記号番号: 02210-2-135625
口座名称: 特定非営利活動法人 移動支援Rera


おまけつむじ 前髪オールバックの牛がいた。

ポストカードの売り上げを寄付しました。

先日チャリティーポストカードの売り上げをReraに寄付させていただきました。
11月までの売り上げ分、36300円です。
お買い上げいただいた皆様、本当にありがとうございました。
その後の売り上げはまた改めて送らせていただきます。
また先日大きな地震がありましたね…。
怖い思いをされた方も多かったのではと思うと心が痛みます。
毎日の送迎を行いながら、移動支援の次の形を模索中のRera。今後も応援していきたいと思います。
Reraのfacebookページ。 
http://www.facebook.com/ishinomaki.rera

ポストカードもまだ販売しています! 
http://usinotumuji.blog28.fc2.com/blog-entry-146.html



絶対親子だと思った白牛2頭。

前回紹介したReraのテレビ番組、NHK教育だそうです。

前回の記事に書きました、Reraのことを紹介したテレビ番組ですが、NHK教育(Eテレ)だそうです。
明日の朝の放映になります。
2月19日(日)午前8時57分からの3分間。

今後も何度か紹介される予定になっているようなので、そのつどまたお知らせしますね。


牛の顔シリーズ。めんこい牛