酪農女性サミットにて、講演をさせて頂きます。

2017年12月5日、酪農女性サミットにて、講演をさせていただくことになりました。
講演という形でお話をさせて頂くのは初めてなので、ちょっと緊張しますが、おもに作品のお話をさせていただきたいと思っています。丁度同じ札幌で個展の開催期間中の事もあり。ちなみに講演会当日の5日はギャラリー定休日なので個展はお休みです。
以下にチラシの画像を上げておきます。
今回が初めてのイベントのようなのですが、とてもおもしろそうなイベントですよね…!たくさんの方にお会いできるのを楽しみにしています!参加には事前の申し込みが必要ですので、ご興味のある方はご確認下さいね。
以下のリンクにて、いろいろ情報がアップされていますよ。

酪農女性サミットfacebookページ


酪農女性サミット


酪農女性サミット2


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おまけつむじ ぎゅっと牛。

新聞に載りました。

先日、偶然にも立て続き、北海道新聞さんの日曜版と、また別件で共同通信さんに取材して頂き、日経新聞と産経新聞に記事が掲載されました。
東京新聞にも掲載されたとのお話も聞いたのですが、日にちなどは確認できず。共同通信社さんは、各地の新聞社さんにニュース記事を提供しているのですね。
すっかりご報告が遅くなってしまいましたが…。
東京の親戚から読んだよ!と連絡が来たり、ちょっと故郷に錦を飾れたような気持ちです。
本当にありがたいことですね。
記事にもあった、11月23日からのGallery Retaraさんでの個展に向けて、制作をがんばります!
北海道新聞日曜版2017.9月17日

共同通信さんの記事は、9月19日の日経新聞夕刊、9月20日の産経新聞朝刊に載ったようです。東京新聞は、わかる方いましたら教えて下さい。
下記リンクの産経新聞さんのサイトから、記事を読むことができます。

http://www.sankei.com/life/news/170920/lif1709200035-n1.html


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おまけつむじ。白牛とそこまで白くない子牛。

三人展終了しました。

東一条ギャラリーでの、荒川版画美術館所蔵作家三人展、終了致しました。
たくさんの方にお越しいただき、本当にありがとうございます!
前回の細見浩さん展から改めて、松本五郎さん、根本茂男さんお三方の作品の良さを再認識させて頂いた思いです。
地に足をつけて、愛着を持って描かれた作品たちは尊いし、時間が経っても色褪せないどころか、益々価値を高めているようにも思いました。
また荒川版画美術館で一緒に展示させてもらうことになりますが、お三方の作品に負けないように、これからも精進して行かなければと気を引き締めました。
荒川版画美術館の今年の展示は11月半ばまでを予定しています。秋の佐伯農場も素晴らしいですので、どうぞお越しくださいね。

私の作品。とてもひさしぶりに出した油絵とシルクスクリーンの牛(右側)。

松本五郎さんの牛の版画。初めて荒川版画美術館で見たときからとても好きです。若い頃に中標津で教師を勤められた松本五郎さん。師範学校時代に生活図画事件に巻き込まれ、一年を獄中で過ごすと言う壮絶な経験の持ち主でもいらっしゃいます。自伝を借りたので、これからゆっくり読んでみたいと思います。

根本茂男さんの作品。鳥瞰図なのは、記憶をもとにイメージで描いたそうですよ。当時の活気が伝わってきます。若い頃の国後島の思い出を元に、お仕事を退職されてから木版画に取り組まれたそうです。

秋の佐伯農場、とても美しいですよ!

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そして、東一条ギャラリーでは次の展示が始まっています。
ボールペンで描いた北海道の駅舎でおなじみの、山宮喬也さんの油絵展です。油絵のしっかりしたマチエールで、道東の景色や静物などが描かれています。こちらもぜひ!

荒川版画美術館所蔵作家3人展始まります。

9月5日から、中標津町東一条ギャラリーにて、「佐伯農場荒川版画美術館所蔵作家3人展」始まります。
先日まで行われていた細見浩先生の展覧会に引き続き、普段荒川版画美術館に展示している作家さんの展示が東一条ギャラリーにて行われます。
根本茂男先生の作品も、松本五郎先生の作品も、先生方が生きた戦中戦後の道東の景色を描いた、作品として素晴らしいだけでなく、当時の生活や風景を知る貴重な資料とも言えると思います。
最近荒川版画美術館には飾っていなかった作品がメインとなると思いますので、懐かしい作品、はじめて見る作品に出会えるのでは…!お近くの方、ぜひ足をお運びいただければと思います。
先生方のプロフィールはこちらに。荒川版画美術館サイト。

http://saeki-farm.sakura.ne.jp/arakawa/arakawa-index.html

私はせっかくの機会なので、学生時代に最後に描いた自画像の油絵や、版画コースで作ったシルクスクリーンなど、ずーとしまってあった作品を出してみました。先生方の作品の重厚さにはとてもかないませんが、私の歴史もちょっと知れるかも…しれません。
油絵、受験時代含め5年もみっちり描いてた割に本当に鳴かず飛ばずだったんですが、この油絵(2年の進級制作でした)で赤塚祐二先生の個人賞を頂いたのが本当に嬉しかった思い出です。そのあとは版画コースに進んでしまったので、油絵は一切描いてないです。しかも他の油絵はほとんど処分してしまったので、私としては大事な作品です。
「佐伯農場荒川版画美術館所蔵作家3人展」
故根本茂男さん・国後島ポンコタン風景など
松本五郎さん(音更町在住)・牛、道東風景など
冨田美穂(小清水町在住)・学生時代の油絵、シルクスクリーンなど
9月5日(火)?9日(土)
12日(火)?16日(土)
27日(水)?30日(土)
午前11時?午後5時
東一条ギャラリー
086-1041 北海道中標津町東一条北1丁目16番地 2階

東一条ギャラリーのブログ。展示風景の写真もありますよ。

http://e1gallery.blog129.fc2.com/blog-entry-670.html




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自画像。P40号です。

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おまけつむじ。 ミルクを飲む雄こっこ。

今年も行ってきました。落石計画、第10期。

今年も根室の落石岬旧落石無線局(現 池田良二スタジオ)まで、落石計画を見に行ってきました。
落石計画サイト
 http://www.ochiishikeikaku.com/top/top.html

毎年おなじみになってきました、武蔵野美大時代の恩師の池田良二先生、高浜利也先生、井出創太郎先生たちが中心になって行われているアートイベントです。
今年は節目の10期(10年目!)という事で、クロニクル2008-2020 -痕跡と展開ー というタイトルで、10年間の間落石計画に関わった若いアーティストの作品が展示されていました。
先生方も含めて70人余りの作品が、小品とはいえずらりと並べられていて、いつもとはまた違った見応えがありました。
そして、こんなにもたくさんの方がいままで関わってきたのだなあという感慨もわいてきます。
学生さんたちにはきっといい経験だったでしょうね。そしてそれが制作に生かされていくのでしょう。
丁度ギャラリートークの日にお邪魔したので、作家さんたちの落石を起点とした作品にかける想いも伺えて、また発見がありました。
今年も昨年に引き続きお天気に恵まれ、岬まで行ってくることができました。相変わらずの絶景!
今年の会期は11日で終わってしまいましたが、また来年も楽しみにしています。


旧無線局外観。

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井出先生と高浜先生による銅の茶室も健在。だんだん渋みが増してきました。年月を経る事も作品の一部のようで、そろそろ内側を葺き替えるかな、なんてお話も。

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茶室の内部。井出先生の銅版画の版。

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今年のこどもたちのワークショップはぺりぺり版画だそう。今年も力作ぞろいでした。

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ギャラリートークの様子。豊田市美術館の学芸員さんを迎えて。

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室内と窓の外のコントラスト。

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岬へ続く道。外側の大きな葉は水芭蕉。春に来てもきれいなのでしょうね。

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今年も絶景。

SIRE 平成29年7月号。

サイア7月号、発行になりました。
タイトルは「共進会の風景、訓子府」です。
5月に見学した、訓子府で行われた北見ブラック&ホワイトショーの時の様子。グランドチャンピオンのオークリーフ スパークリング アピール号と、柏葉さん親子です。
お気づきかと思いますが、実はこんなに人を正面から描いたのは、サイア表紙絵初だったりします。柏葉さんの牛は以前も描かせていただいたのですが、その時は牛しか描きませんでしたね(^_^;)お二人とも、とても良い表情だったので。
少し季節感ないですが、5月の肌寒い日に行われた共進会でした。

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夏の佐伯農場。

夏の佐伯農場、そして東一条ギャラリーでのイベントなどのお知らせです。
先日、荒川版画美術館の作品を少し入れ替えてきました。


夏は楽しいイベントがありますので、ぜひ佐伯農場へおいでくださいね~!
KiRAWAY応援ソング みんなの一本道&TomokoLIVE 
8月5日(土)佐伯農場マンサードホールにて。 open18:30 start19:00 チケット2,000円(1ドリンク付き)

佐伯農場 北海道標津郡中標津町字俣落2000-2
KIRAWAY応援ソングでおなじみの、Tomokoさんのライブです。

こちらから聞けますよ!Tomokoさんの澄んだ歌声で、今すぐ歩きに行きたくなる一曲。興味のおありの方、ぜひライブへ~!
こちらは新しくなったKIRAWAY webサイト 
http://kiraway.net/


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佐伯農場のArt&Crafts 2017
8月6日(日)10:00~17:00

こちらも佐伯農場敷地内にて
ライブの次の日は、アートとクラフトのイベント。
牧舎のおいしいパンやカレー、飲み物と、のんびりとアートを楽しむ一日はどうですか?佐伯農場ではおなじみの、ステンドグラス作家浅沼久美子さん、イラストレーター福田元美さん、染織造形家米倉麻希さんのワークショップもとても楽しそう!美術家の宮島義清さんと農場主でクラフト作家の佐伯雅視さんの野外オブジェガイドもありますよ。

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細見浩 木版画展
8月1日(火)~26日(土) am11:00~pm5:00 定休日 日、月曜日
東一条ギャラリー 春kissa room2階

066-1041北海道中標津町東一条北一丁目16番地
こちらも佐伯農場荒川版画美術館でおなじみの、細見浩先生の版画の展示です。
美術館に所蔵していた作品で、最近は展示していなかったもの中心です。販売もするそうですので、ご興味のおありの方は、ぜひ!
旧俵真布から新しく生まれ変わった春kissa roomもなかなか素敵ですよ。暑い日の一休み、あんみつ美味しかったです!

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小清水小学校で教えてきました。

先日、住んでいる小清水町の小学校にて、絵の指導をさせて頂きました。
ご近所に住んでいるPTA会長の山田さんに声をかけて頂いて、小清水小学校へ。
校長先生、教頭先生、6年生の担任の先生とお話しさせていただいて、せっかくなので、牛の絵を描いてもらう事になりました。
町内の大出農場さんで子どもたちと牛の見学、そして資料の写真撮り。農村といえどなかなか近くで牛を見る機会がない子も多いようで、子どもたち、楽しそうにしていました。最後にはお手製のヨーグルトまでごちそうになり!
私の作品もしばらく校内の図書室に展示していました。

授業の日は大きい版画も教室に持ち込んで、私の自己紹介を少しさせてもらった上で、絵を描いてもらいました。
2時間×2回の授業の、私は初回の2時間だけ見させてもらいました。
一応私は中学高校の美術の教員免許は持っているのですが、小学校で教えるのは初体験ですし、まったくどんなものだか想像もつかず…こどもに教えるメソッドもスキルもない中で、とにかく、牛を見た記憶、そして手元の写真をよく見て、うまく形を描けなかったとしても、そこから新たな発見をしてもらえたらいいなあ、と思っていたのですが。
子どもたち、本当にいい絵を描くのですよねえ。びっくりしました。
私は構図や、子どもがどうしたらいいかわからないようなところを少し指導したくらいで、みんなよく見て、自分なりの牛をちゃんと描いてくれたのです。
子どもたちの好奇心と集中力はすごいですね。
絵の具を塗った完成した作品も、全部ではないのですが見せてもらいました。どの子もとても素晴らしい絵でした。
貴重な経験をさせてもらって本当にありがたいと思います。

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こどもたちに興味津々の牛達。