東京都美術館「いのちをうつす―菌類、植物、動物、人間」展始まりました

11月16日から、東京都美術館にて上野アーティストプロジェクト2023「いのちをうつすー菌類、植物、動物、人間」が始まりました。

上野公園内、上野動物園のお隣の東京都美術館。大きな企画展が行われている展示室の入り口の右手側に入り口があります(公募展の展示室もたくさんあるので、迷われたときは係の方に聞いてみてくださいね)。

エスカレーターで地下に下りながら2フロアーに渡って展示室があります。

私の作品は一番下のギャラリーAという場所にあります。

今回の私の展示作品は10点。最新作「891全身図」は阿部知暁さんのゴリラの作品の奥にありますよ…!

なんとか間に合いました…!黒々と、大きな牛です。

きのこの絵の小林路子さん、植物画の辻永さん、バードカービングの内山春雄さん、馬の写真の今井壽恵さん、ゴリラの絵画の阿部知暁さん、どの作家さんの作品も対象に肉迫したものばかりで、とても見応えのある展覧会となっています。ゆっくり時間をもって観覧するのがお勧めです!
同時開催の「動物園にて」展も、日本の動物園の歴史、人と動物の関わりを振り返ることのできる大変興味深い展覧会となっております。

「いのちをうつす」展の図録もございます。嬉しいですね!
会場入り口で1800円で販売しております。私の展示作品10点も掲載されています。

ミュージアムショップでは、関連グッズも販売されています。
私の手ぬぐい、ポストカード、絵本「おかあさん牛からのおくりもの」も販売して頂いております!

11月18日には関連イベントとしまして「ウシと人間」というテーマで東京大学総合研究博物館教授の遠藤秀紀先生と対談させていただきました。

私が一方的に先生のご著書「ウシの動物学」のファンであるという事でオファーさせて頂いたのですが…、正直なところ、私ごときで先生のお相手が務まるのかと、戦々恐々としておりました。事前に打ち合わせで先生の研究室を訪問させて頂き、とても気さくにお話させて頂いたので、ちょっとホッとしつつもやっぱり緊張して迎えた当日でした。

ひたすら遠藤先生にリードして頂いて、なんとか2時間のトークを終えることができました。
先生のユーモアを交えたお話に私も引きこまれつつ、慣れない私の話を引き出していただき、本当にありがたかったです…!
長年気になっていた牛の胸垂がなんのためにあるのかという質問もできました。それで半日講義できるとおっしゃっていた先生…その講義を本当に聞いてみたい。
様々な種類の動物の遺体と日々向き合っている先生のお話は大変に興味深く、絵を描く私と解剖学の、対象をよく見る、という共通点なども感じたり…。
牛の話、生物の話、家畜と人の関わりの話、人生の話など…いろいろなお話ができました。

正直に言うと緊張しすぎていてあまり話した内容を全部は覚えていないのですが、聞いてくださった方にはおおむね好評であったようなので、良かったです…!

遠藤秀紀先生、お忙しい中本当にありがとうございました。
そして会場に来て下さった皆様も、心からありがとうございました!
来場者の皆様があたたかく見守ってくださって、心強かったです。

そして遠藤先生はこのたびミステリー小説家としてデビューされます!
「人探し」
第44回小説推理新人賞受賞作 双葉社より12月20日刊行
https://www.futabasha.co.jp/book/97845752470390000000?type=1

知の巨人の好奇心は本当に計り知れないですね…絶対買って読みます!!

ちなみに今回遠藤先生の他の著作なども拝読し、先生の作られた標本がたくさんある国立科学博物館の常設展、40年ぶりに上野動物園にも行ってみました(遠藤先生は笹をつかむパンダの指の構造を発見された事でも有名です)。
人類を含めた地球上の生き物の進化の歴史と、動物をよくよく観察し、解剖し、生き物の形の不思議と歴史をひとつひとつ解き明かしてきた人類の自然科学の積み重ねに思いを馳せることができ、本当に良い機会になりました。

という事で、1月8日までの会期、どうぞよろしくお願い致します。https://www.tobikan.jp/exhibition/2023_uenoartistproject.html

企画展示室で開催中の「永遠の都ローマ展」は12月10日まで。
こちらも日本ではめったに見られないローマの名作が揃っています!
ローマ展にも興味のある方はお急ぎくださいね。

東一条ギャラリー「小さな絵」展に参加します

今年も東一条ギャラリーの「ちいさな絵」展に参加します。

私は木口木版画1点と、水彩画一点展示します。グッズも含め販売もしています。

あたたかい展から数えて15回目の秋の展覧会。毎年開催は今回で一度節目となり、来年からは不定期開催となるそうです。
ちょっと寂しいですが…ぜひお時間ある方はお越しくださいね。

「ちいさな絵」展

2023年11月4.5.11.12.18.19.25.26日(土、日曜日)
am11:00~pm4:00
東一条ギャラリー
086-1041 北海道中標津町東1条北1丁目16番地2階


いのちをうつす展詳細です。

11月16日より東京と美術館にて開催される
上野アーティストプロジェクト2023
いのちをうつす ―菌類、植物、動物、人間 展の詳細が発表になっています。


関連イベントもいろいろあるのですが、私はなんと動物遺体研究者で東京大学総合研究博物館教授の遠藤秀紀先生と対談させていただく事になっております…!
最初はただ可愛いなという目線でしか牛を見ていなかった私に、動物としての牛のすごさを教えてくれたのが遠藤先生のご著書の「ウシの動物学」でした。
牛に胃が4つあるという事はぼんやり知ってはいましたが、その仕組みをしれば驚くばかり、大地を誰よりも早く駆け、硬い植物もどんどん自分の血肉に変え、あんな大きなお乳のタンクを持つポテンシャルを備えた、まさに牛は大地の覇者だったのです…!

ラジオのゲスト出演で先生のわかりやすいお話を聞いたという方もいらっしゃるかもしれませんね。

という訳で、私なんかに対談が務まるのかというおこがましさは十分承知で、牛についていろいろお話させて頂くのを楽しみにしています!

参加は申し込みが必要になります。10月14日より受付開始予定だそうです。

トーク①
ウシと人間
『ウシの動物学』(初版2001年、第2版2019年、東京大学出版会)等の著書がある動物遺体研究者の遠藤秀紀氏と、ウシの木版画を作る冨田美穂氏に、ウシと人間との関係について対談形式でお話いただきます。

日時11月18日(土) 14:00~16:00
出演遠藤秀紀(東京大学総合研究博物館教授)×冨田美穂(「いのちをうつす」展出品作家)
会場東京都美術館 講堂
定員200名
※参加費無料
※事前予約制(先着順で定員に達し次第申込締切)


他にも興味深いイベントがいっぱいですので、ぜひ詳しくは都美術館のウェブサイトをご覧ください。

https://www.tobikan.jp/exhibition/2023_uenoartistproject.html

上野アーティストプロジェクト2023
いのちをうつす ―菌類、植物、動物、人間

2023年11月16日(木)~2024年1月8日(月・祝)

東京都美術館 ギャラリーA・C

9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)

〒110-0007
東京都台東区上野公園8-36

同時開催の「動物園にて」展も面白そうです。
この秋、都美術館で生き物の作品を満喫できそうですね。

https://www.tobikan.jp/exhibition/2023_collection.html

小清水町防災拠点型複合庁舎ワタシノに作品が展示されています

私が住んでいる北海道小清水町に新しく完成した、防災拠点型複合庁舎ワタシノに、私の作品「701全身図」が展示されています。

「701全身図」は2018年の木版画作品で大きさは182×273㎝、神田日勝記念美術館での展示の時に作ったものです。

ワタシノは小清水町の役場新庁舎と、カフェやフィットネスジム、コインランドリーなどを併設し、災害時には避難施設にもなるという、役場に併設した複合機能施設としては日本初・フェーズフリー認証施設なんだそうです。
オープンは5月28日。とってもおしゃれで親しみやすい建物で、こんなに素敵な場所が小清水にできるなんて町民として嬉しいです。

https://watashino-koshimizu.jp/

ワタシノに作品を飾っていただけて、本当に光栄です。
今後この場所で、701が町民の皆様に親しんでいただけると嬉しいです。

なお、この作品は建設主体の施工者である、北興・早水・斜里特定建設工事共同企業体様にご寄贈頂きました。ありがとうございました!

展示場所は国道391号沿いの、B1F部分のギャラリースペースです。
下の写真の左側の入り口から入るとすぐですが、1Fの入り口から入った場合は階段を下りてください。

役場の営業日以外にもカフェやフィットネスジムが開店している時間なら中に入れるそうですので、9時~18時ならどの曜日でも。平日は21時まで開いているようですよ。

写真は夕方~夜ですが、昼間の天気の良いときに見ると今のところかなり額のアクリルの反射が強くて見づらい状態です。対策してくださるそうですので、また進展がありましたらお知らせ致しますね。

香港のQuiet Gallery にてグループ展に参加させて頂きます

ご縁ありまして、香港のQuiet Galleryで行われるグループ展に参加させて頂きます✨
とてもありがたい事です!

I will participate in the exhibition at Quiet Gallery in Hong Kong!
I am very grateful!

《Bountiful》Group Exhibition
2023.05.19 – 06.04 (Part 1)
2023.06.06 – 06.18 (Part 2)

Opening hours | 11am-7pm (Mon-Sat) |
11am-5pm (Sun & Public Holiday)

Quiet Gallery HK
Shop 1, B/F, BELOWGROUND, Landmark,
15 Queen’s Road Central, Hong Kong

詳細はQuiet Gallery のinstagramからご確認ください。

https://www.instagram.com/p/CsGA-5JLL2S/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==

今年も佐伯農場荒川版画美術館の展示がスタートしました。

今年も佐伯農場荒川版画美術館で作品を展示させていただきます。

春の佐伯農場へ、ぜひお越しくださいね!

レストラン牧舎は水、木曜日は定休日です。

臨時休業日など最新のお知らせは牧舎のさとえさんの instagramでチェックしてくださいね。

佐伯農場 北海道標津郡中標津町俣落2000-8

大きな作品は去年と変わりませんが、小品が少し入れ替わっています
まだ春浅い、荒川版画美術館
宮島義清さんの作品
牧舎カレー!

NorthPRINT-北海道の現代版画- 展に参加します。

NorthPRINT-北海道の現代版画- 展に参加します。

北海道ゆかりの版画作家さんたちのグループ展に参加します!
皆さん活躍されている作家さんたちで、版画の面白みがみっちり感じられる面白い展示になりそうで、いまから楽しみです。
会場は広々とした札幌市民会館交流プラザ内のSCARTSです。
足元の悪い季節ではありますが、お近くの方、ぜひお越しくださいませ。

ワークショップもございますので、ご確認くださいませ!私はたぶん参加できなそうなのですが、とても面白そうですよ。

NorthPRINT-北海道の現代版画-
2023年3月8日(水)~ 16日(木)
11:00~19:00(最終日は16:00まで)

札幌市民交流プラザ1階 SCARTSコート SCARTSモールA SCARTSモールB
〒060-0001札幌市中央区北1条西1丁目

参加作家  風間雄飛、佐藤文音、冨田美穂、鳴海伸一、平野有花、松浦進、箕輪千絵子、吉田潤

【関連事業】予約制ワークショップ「銅版画メゾチント体験」
本格的なプレス機を用いて、漆黒の中に画面が浮かび上がる銅版画技法「メゾチント」を体験します。

日 程 2023年3月12日(日)
時 間 13:00~16:00
場 所 SCARTSスタジオ1・2
参加費 3,000円(材料費込み)
対 象 中学生以上
定 員 15名(先着)
判サイズ 5×5cm
紙サイズ はがきサイズ程度
受 付 メールにて予約(northprint2021@gmail.com)
※参加ご希望の方はnorthprint2021@gmail.com に件名「メゾチントWS参加申込」と記入して
送信してください。

随時受付ワークショップ「シルクスクリーンで巾着プリント」
シルクスクリーンと型紙を使って、カラフルな自分だけのオリジナル巾着を作ることができます。

日 程 2023年3月12日(日)
時 間 11:00~15:00
場 所 SCARTSスタジオ1・2
参加費 1,000円(材料費込み)
対 象 5歳以上(小学生以下は保護者同伴)
定 員 30名(随時受付)
画面サイズ 10×10cm
巾着サイズ 約26×17cm
受 付 随時受付

下記SCARTSさんのサイトです。
https://www.sapporo-community-plaza.jp/event_scarts.php?num=2854

ツイッターアカウントも作りましたので、興味のある方はフォローお願いします!
https://twitter.com/northprint2021

ギャラリーレタラ・ファイナル展に参加します。

ギャラリーレタラさんのファイナル展に参加します。

今まで2度の個展と、2+2北海道光州交流展に参加させて頂いた、札幌市円山にあるギャラリーレタラさん。今回で最後の展覧会になるそうです。

たくさんお世話になり、思い出のいっぱいあるレタラさんが閉まってしまうのは本当に寂しいけれど、ファイナル展はレタラゆかりの作家さん63名の作品が集るにぎやかなものになりそうですよ。

私は木版画一点展示させて頂きます。

お近くの方はぜひ!

ギャラリーレタラ・ファイナル

2022年12月7日(水)~12月25日(日)

12:00~18:00

火曜日定休 最終日16:00まで

ギャラリーレタラ
札幌市中央区北一条西28丁目2-35 MOMA place 3F

東一条ギャラリー「冬至祭」に参加します

東一条ギャラリーの小さな絵展から引き続き、「冬至祭」に参加させて頂きます。

版画の展示はそのままですが、ポストカード(新作もあります!)とうしーる、10日からは手ぬぐいの再販も置かせてもらう予定です(初日に間に合わず申し訳ないのですが…)。

牧舎のシュトレンや、あたたかい小物なども加わって、にぎやかな冬至祭りになりそうですよ。

お近くの方はぜひ~!

「冬至祭」
12月3・4 10・11 17・18日 am11:00~pm4:00
東一条ギャラリー
086-1041 北海道中標津町東1条北1丁目16番地2階

小さな絵展の時の写真ですが…こんな感じに牛濃度高めに展示して頂いています!

東一条ギャラリー「小さな絵」展に参加します。

今年も東一条ギャラリーの小さな絵展に参加します!

旧作ですが木版画と、小さな水彩画、うしーるもあります。

他の作家さんの作品も楽しみです!

お近くの方、ぜひ見にいらしてくださいね。

「小さな絵」展
1月12、13、19、20、26、27日の開催(土、日曜日)
am11:00~pm4:00
東一条ギャラリー
086-1041 北海道中標津町東1条北1丁目16番地2階