マスキングテープを作りました。

念願の、マスキングテープを作りました。

おかげさまで完売しました!ありがとうございました。またいつか作りたいです…!

以前から、自分の絵柄の牛マスキングテープが欲しかったので、思い切って憧れのカモ井さんに発注しました。

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種類は2種類。
「あるく」と「はんすう」です。

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「あるく」は30㎝の長さのイラストで、牛が歩きながら時々草を食べたりしています。
「はんすう」は15㎝のイラストで、牛がもぐもぐしながら耳を動かしたりしています。
前からテープの長さを使ってアニメーションみたいな牛の動きを表現したテープが欲しいと思っていたので、納得の出来です!品質もカモイさんなので安心、少し透け感のある和紙のテープはいろいろな場面で使えると思います。

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値段は税込で一つ450円です。メール頂ければ一つから発送致します。送料は普通郵便で120円から、数によってはスマートレターで180円で発送します。
ご注文はブログの右側下のほうにあるメールフォームからか、tomimiho511@gmail.com まで、注文の個数と、お名前、ご住所をお教え下さい。
お支払いは、商品と一緒にご請求書をお送りしますので、記載の口座まで代金を振り込んでいただく形になります。
現在、中標津町の東一条ギャラリーさん、斜里町のしれとこくらぶさん、今後は札幌の
大丸藤井セントラルさんのイベント
、農業女子のイベントSAKURA会さんのイベントで販売して頂く予定があります。
私から直接ですと、送料、振込手数料などかかってしまいますので、お近くで買えそうな方はぜひそちらをご利用ください。
チャリティーポストカードも販売中ですので、そちらもあわせて是非!
大丸藤井セントラルさんのイベント「北海道 巡る 文房具」は、2月26日(水)~3月8日(日)、1階文具雑貨のフロア イベントスペースで開催されます。
道内在住作家が製作した文房具・紙ものを集めたイベントです。私はマスキングテープの他に、佐伯農場さんのKIRAWAYフィールドノートやトートバッグの出品がありますので、札幌近郊の方は行ってみるといろいろ素敵なものが見つかるかと思います。

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明けましておめでとうございます。ベルリン報告① 武蔵野美大~ベルリンへ。

2020年、明けましたね。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年は701全身図を携えていろんな場所で見てもらうという一年だったように思います。
どこへ行っても、私の作品を良いと信じて招いてくださる方がいて、そしてそこへ足を運んでくださる方がいて。
しみじみと有難さと、これからももっと良い作品を作りたいとの気持ちを新たに感じる一年でした。
2020年の作品展示予定です。
2月3月に稚内の北海道銀行さんのギャラリー。
4月末から佐伯農場荒川版画美術館。
8月9月でウトロの知床自然センター。
9月後半から札幌のretaraさんでグループ展。
などの展示の予定があります。まだ変更あるかもしれませんが。
まだここに書けていませんでしたが、北海道文化財団さんの「北のとびら」の記事に書いて頂いた、網走市立美術館での個展は来年の冬にしてもらう予定です。丑年ですね…!
広い空間なので、大きい作品をたくさん展示できるようにしたいですね。
しばらく先送りにしていたベルリンの報告を書こうと思います。
長くなりそうなので結果を先に書いておくと、本当に行ってきて良かった。
Galerie Designatで展示させてもらえて、改めて自分の作品の可能性を信じられると思ったし、自分の作家としての甘さにも気づけました。まだまだ自分にはやれることがあるなって身体で感じてきたと言いますか。
ベルリンとハンブルクの美術館を足が棒になるまで回って美術の奥深さに触れた事。それにベルリンの日本とは全然違う空気感に触れて世界の広さを感じた事。そしてギャラリーの奈穂子さん一家の家にお世話になって、ベルリンの生活に実際自分も参加させてもらえたこと。
ベルリンの時間の全てが作家として人間として、私の栄養になったと思います。

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というわけで、11月11日にまずは東京に。
以前から恩師高浜利也先生から声をかけて頂いていたので、この機会にと母校武蔵野美術大学の版画コースにお話をしに行ってきました。
久しぶりの母校は全く変わっていないようで、真新しいアトリエ棟も建っていたり、今時の格好をした若者たちが歩いていたりで近未来にタイムスリップしたような不思議な気持ちに。
予備校時代から今までの作品のスライドを映しながら、ただ漠然と「美大に入りたい」だけで描いていた高校生の頃からどういう経緯で、牛というテーマに出会ったか、そして北海道小清水町という都会からだいぶ離れた場所でどのような出会いがあって今に至るかという話をさせて貰いました。
振り返ると、ただ絵を描くのが好きな子ども時代と、若い頃のコンプレックスというネガティブな出発点から、様々な偶然の出会いを経て、なぜか出会った「牛」というテーマなんですよね。
私という人間が持って生まれて、また生きてきた過程で培われた感性が、偶然「牛」に出会った時にこれは描くべきと思わせたという事。
そして紆余曲折あれど続けてきたことで、その結果たくさんの人が応援してくれるようになって、作家として活動できるようになっていった気がします。
特別な才能はなくても、自分の感性に向き合ってしぶとく続けていけば何かしら形になるものなのかもしれません。
まあ、まだまだなんですが。聞いてくれた学生さんが1人でも、いつかふと思い出せるような話が出来ていたらいいなと思います。
懐かしい版画工房と研究室に久しぶりに訪れて、武蔵野美術大学版画コース、本当にいい環境で学べていたんだなあとしみじみと感じました。
貴重な機会を頂き、高浜先生には本当に感謝です。

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懐かしの母校。
当日お見せしたスライドを少しだけ。

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予備校現役時代(多分)の絵。

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大学一年の時(多分)の絵。

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大学2年の最後に描いた油絵。この後牛に出会います。
次の日、成田空港からヘルシンキ空港を経て、ベルリンへ向かいました。
初めてのヨーロッパ!
ギャラリーの奈穂子さんが空港まで迎えに来て下さいました。
それから1階のギャラリーの上階にある奈穂子さん一家のアパートでお世話になりながら、12日ほどベルリンで過ごしました。

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Gallerie Designat での展示の様子。
奈穂子さんのパートナー、ロシア出身のユーリさんが手がけたとても素敵な雰囲気の内装。
天井も高くて、いつも日本で展示するのとは全く違って見えます。
展示の初日はオープニングパーティーを開いて下さいました。
お二人のお友達や、通りすがりに気になって入ってくれた人など、ゆっくり見て行って下さいました。
不思議なのは、ベルリンでも北海道でも、作品を見たお客様の反応は似ていて、見た人の人生の中で牛に関わった思い出が呼び起こされるようで、それを嬉しそうに話してくれるのですよね(もちろん聞き取れないので後で説明してもらったのですが)。
もちろんそれがない人も驚いた様子で見てくれるのですが、都会のベルリンでも子供のころ家に牛がいた、とニコニコ話してくれる人がいるのはとても嬉しい発見でした。
それにしても、やっぱりもう少し言葉は学んで行くべきでしたね…!
見てくれた方もどうやって作っているか気になるようでいろいろ聞いてくれるのですが、うまく説明できずもどかしい事と言ったら…。もちろん手が空いている時はギャラリーのお2人が説明してくれるのですが。
もちろん作品だけで伝わるものはあったと思うのですが、今後も海外で展示するなら基本的な英語くらいはできないとダメですね。
以前作っていた英語の作品説明の文章を凄く良いと言って下さるお客様も居たので。
そしてそのためには常日頃、日本で作品を作りながらそれをしっかり自分の言葉でも表現する事を、アップデートし続ける必要があるのですよね。もちろんまずは日本語で。
当たり前の事ですが、改めて作家としての自分の甘さにも気づかされました。
平日の昼間は基本ギャラリーは閉めていたので、ベルリンの美術館をひたすら巡りました。
正直日本でこんなに熱心に美術館まわったりした事無かったかもなというくらい、みっちり美術館博物館見てまわりました。
長くなって来たので一回終わります。
続きはまた書きますねー。

酪農女性サミット、ありがとうございました!

第一回のゲストスピーカーとして参加させてもらった酪農女性サミット。去年は行けませんでしたが、ファイナルである今回また声をかけていただき、作品の展示とグッズの販売という形で再び参加させていただきました。
本当にたくさんの方が熱意をもって集まっていて、なかなかこんなイベントってないんじゃないでしょうか。
登壇されたどの方のお話もとても興味深く、酪農という切り口ではあるものの、人生についてまで深く考えさせられる、素晴らしい時間でした。
始まる前や休憩の時間は展示ブースに居させてもらって、たくさんの方にお声がけいただきました。
いつもお世話になっている方、初めてお会いする方。
「ファンなんです!」と言ってくださる方もいらして。今後も気を引き締めていい作品を作らなければなあと気持ちを新たにしました。
このサミットに集まるような酪農女性に「いい!かわいい!」って言ってもらえるのが、一番の誉め言葉のような気がしています。
最後になりましたが、再び呼んで下さって、またこんなに大きなイベントを自分のお仕事もされながら成功させた実行委員の皆様、ありがとうございました!
ファッションショーでの皆さんが輝きすぎていて、胸がときめいてしまいましたよ…。
忙しくても、年齢も関係なく、熱意は人を動かし、また輝かせるんだなあということを教えていただきました。
酪農女性サミット、関わらせていただけて本当に良かったです。



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サイア11月号。

サイア11月号です。
なんだか似た模様の牛が並んで餌を食べているな…!というシーンです。
おいしそうに食べながら、ちらっとこっちを見ている白ちゃん。
タイトルは「食べる牛」。


SIRE 令和元年11月号

帰ってきました。そして展示などの告知。

無事ベルリンから帰ってきました。
短い滞在でしたが、とても刺激的で勉強になる日々でした。
展示会場で作品を見てくださった方々にも好評でしたよ!
写真などはまた改めて。まずはお世話になったGalerie Designatのご一家に感謝の気持ちでいっぱいです!


さて、帰って早々ですが、もろもろ告知です。
佐伯農場レストラン牧舎の今年の営業は明日30日まで。
あっという間ですね…!牧舎カレーも食べ納めです。
荒川版画美術館は、12月いっぱいくらいまでは作品見られるようになっています。
そして、東一条ギャラリーで、もう始まっています。「小さな絵」展。
毎年この時期恒例のあたたかい展とは少し趣向を変えて、作家さんたちの小さな絵を集めた展覧会。
私も出品していますので、お近くの方はぜひ!
11月23日から12月22日までの、土曜日、日曜日オープンしています。
時間は11時から16時まで。

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そしてこちらも直近になってしまいましたが、12月3,4日、帯広北海道ホテルにて、酪農女性サミット2019in帯広 が開催されます。
私はホテルロビーで作品展示と、絵本やポストカード、佐伯農場さんのグッズなどを販売させていただきます。
もう参加申し込みは締め切りましたが、お越しになられる方は、会場でお会いできるのを楽しみにしています!
新作のグッズもありますよ~。

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ベルリンで個展をします。

11月、ドイツのベルリンで個展をさせて頂くことになりました。
ギャラリーの小澤さんが同じ武蔵野美大卒、お母様が隣町の斜里出身と言うことで、たまたま小澤さんが斜里にいらしていた時にご紹介して頂いたというなかなかに稀有なご縁で決まった展示です。ありがたい事ですね…!
ベルリンで、作品にどういう反応が返ってくるのか全くの未知数なのですが、武者修行のつもりで行ってきます!
私も作品と一緒にベルリン行ってきます。ドキドキです…!
MIHO TOMITA × GALERIE DESIGNAT
2019年11月16日~11月23日
土日12:00~18:00、平日は問い合わせくれたら夜は開けてくれるそうです。
Galerie DESIGNAT
Oudenarderstr.2 13347 Berlin

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PAPERSKY no.60 で紹介して頂きました。

こちらもだいぶ時間がたってしまったのですが…
地上で読む機内誌、がコンセプトの雑誌PAPERSKY no.60 にて、紹介して頂きました。
奈良美智さんと福田春美さんがドライブで旅する北海道。お二人の紹介するのはどこも素敵な場所や人ばかり。
北海道って良いところだなあと改めてしみじみ感じる特集でした。ぜひ、読んでみて下さい。
奈良さん、福田さん、そしてpaperskyの皆様方、ありがとうございました!楽しかったな?!
こちらのサイトで、私が紹介されている記事を読むことができます。

https://mb-live.jp/drive/travel-2019-09-20/




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秋の佐伯農場と、細見浩木版画展

佐伯農場荒川版画美術館に、東州館で展示した新作木版画「1177正面図」を展示してきました。
子牛1177と成牛1177。並んでいます。
秋の佐伯農場も美しいですよ~!ぜひ。
牧舎で久々の牧舎カレー。手作りコーラもおいしかった!
木曜日はお休みです。



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そして、いま東一条ギャラリーでは、「細見浩・木版画展」が開催中です。

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細見先生の娘さんも企画に加わられた今回の展示。ご自宅に残されていた作品たちが展示されています。
大きな作品も多くて見ごたえがありますよ!
購入もできます。
やはり描くものへの愛が満ちていて、見ていて気持ちが洗われるような作品たち。
11月17日までの、土日祝日にオープンしています。
11時~16時まで。
中標津町東一条の、東一条ギャラリーにて。

http://shiretoko-glass.sakura.ne.jp/wp/1527.html


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お見舞い申し上げます。

このたびの台風15号、19号で被災された皆様、心よりお見舞い申し上げます。
訪れたことのある場所や、知っている人が被害にあっていたりもして、大変胸が痛みます。
どうか一日も早く元の生活が戻りますように、お祈り申し上げます。
それにしても年々台風の被害が苛烈になるような…こちらでも冬の低気圧などに十分に備えねばならないですね。