2017年分のチャリティーポストカードの寄付分を、Reraに寄付しました。
なんと今年は、102,225円!
今年は太郎賞や京都のレティシアさんやRetaraでの展示に加え、酪農女性サミット。販売の機会が多かったです。
去年に引き続き、牧舎さん、東一条ギャラリー、ファームデザインズさん、Tuna-kaiさんでも販売していただきました。
それと私のミスで計上し忘れていた、去年のPath-Art展の売り上げも加えました。
今年も本当に多くの方にお買い上げいただきました。本当にありがとうございます!!!!
みなさまのおかげで、私だけの力ではとてもできない額のお金を寄付する事ができました。
今後も引き続き、どうぞよろしくお願いします。
ポストカードとReraについての記事は
こちら
そして今年も気づけばあと6日ですね…!
作品やブログを見て下さった方買ってくださった方、各方面でお世話になった方々、心から感謝申し上げます。
去年の今頃は必死で太郎賞の大作を作っていました(年明けに送らねばならないのに年末はまだ彫っていた気がします…)。
思い返せば本当にたくさんの方にお世話になった一年でした。
来年はまた新たな挑戦をする予定です。今年の経験と反省を生かして、良い作品を作りたいと思います!
どうぞ引き続き応援して下さると嬉しいです。
皆様どうぞ、良いお年をお迎えくださいね。
パーラーを覗いている牛がめんこすぎた。
チャリティーポストカード第4弾、販売します。
チャリティーポストカードの第4弾ができました。
すでに、個展や東一条ギャラリーさん、酪農女性サミットでも販売させていただきました。
今回も、ジェネティクス北海道さんの機関紙サイアの表紙絵を使わせていただいて、5枚セットで1,000円と送料で販売します。
売り上げの3割を、引き続きNPO法人移動支援Reraさんに寄付させてもらいます!
ご購入ご希望の方は、ブログのメールフォームからご連絡下さい。
代金は、銀行振り込みとなります。
子牛と秋
バルちゃん
子牛のすきま
草と反芻
草を巡る牛
今までのチャリティーポストカードセットも継続して販売しています。
第一弾
http://usinotumuji.blog28.fc2.com/blog-entry-146.html
第二弾
http://usinotumuji.blog28.fc2.com/blog-entry-248.html
第三弾
http://usinotumuji.blog28.fc2.com/blog-entry-334.html
東日本大震災からもうすぐ7年になりますね。
Reraは震災直後から、震災によって移動手段を失った移動困難者の方々の送迎を続けています。
今までの活動について、
https://gardenjournalism.com/project/rera/
こちらのページでとてもよくまとめて下さっています。
最近では新しい試みもしています。
送迎がお休みの日曜日、普段は行き帰りの送迎だけの利用者さん達によびかけて、日帰りの温泉や買い物、お墓参りなどの付添イベントを行っています。
これはぜひ、facebookページの写真をみていただきたいのですが、本当に参加した利用者さん達がいい笑顔なのですよ…!
復興住宅への引っ越しが進むにつれ、ゼロからやっと築いた仮設住宅でのコミュニティが断絶してしまい、新たな問題も生まれています。
話す相手が家や近所にいない、体も不自由で…そんな利用者さん達の一時の楽しみの場となっているようです。
買い物やお墓参り、そういう当たり前の事を、自力でできない人がいる。
それは被災地じゃなくてもこれからどんどんそういう人は増えてくるのではないかと思います。
田舎って、本当に車社会なんですよね。石巻じゃなくても、都会に住んでいると想像もできないくらい、バスや電車の本数が少ないんですよ…!一日2往復とか…。
かと言って際限なくReraが人を運び続ける事もできませんから(今ですら利用申し込みが多くて、ボランティアさんの数に応じてかなり依頼を断っているそうです)、どうやったら公共交通機関をうまく使えるかを考えて、バスの検索サイトを作ったり、根本的な移動困難の解決のためにもいろいろ動いています。
こういう気づきもすべて、Reraのスタッフさんたちが継続して石巻で粘り強く活動してきたからこそ見えてきた視点であると思います。
Reraの利用者さんが、将来に向けて移動に困らず暮らしていくにはどうすればいいか。それは、日本の地方の未来を考える事でもあるのではないでしょうか。
お年寄りでも体が不自由でも困らないで生きられる優しい未来の為に。Reraにできる事はまだまだあるような気がします。
移動支援Reraホームページ
http://www.npo-rera.org/ 基本的な情報はこちら
移動支援Rera facebookページ
https://www.facebook.com/ishinomaki.rera/ 日々の活動の発信はこちら。
直接の寄付はこちら
Rera支援金受付口座
ゆうちょ銀行:郵便振替口座
口座記号番号:02210-2-135625
口座名称:特定非営利活動法人移動支援Rera
SIRE 平成29年11月号。
サイア11月号です。
タイトルは「サンダーバード」。ジェネティクス北海道さん一押しの種雄牛です!
ブログに載せるのがすっかり遅くなってしまいましたが、裏表紙で個展の案内を載せて下さいました。
いつも本当にありがとうございます!
こちらにもありますが、ジェネティクス北海道さんのwebサイトが新しくなりました。
私の表紙絵のギャラリーや、カレンダーのダウンロードもできますよ!ぜひご覧になってみて下さいね。
http://www.genetics-hokkaido.ne.jp/
酪農女性サミット2017に参加しました。
個展の会期中、12月5日に、酪農女性サミット2017の基調講演として、お話させていただきました。
作品や「おかあさん牛からのおくりもの」の事、私がどうやって牛に出会って、作品を作るようになったかというお話をつらつらとさせていただきました。
酪農に関わってきて、女性たちが本当にがんばっているのは間近で見てきたつもりですので、どうか身体を大事に、素晴らしい酪農の仕事を誇りを持ってがんばってほしい、と、エールを送るつもりで、お話しました。
初めての講演、しかも実行委員の方を含めて全部で170人くらい会場にはいらしたと思うので…とても緊張しました。
つたない話でしたが、聞いて下さった方、本当にありがとうございました。
会場で絵本「おかあさん牛からのおくりもの」とチャリティーポストカードも販売させてもらって、たくさんご購入していただきました。
そちらもありがとうございました!
その後は一参加者として、サミットを楽しんでしまいました。
「酪農をもっと楽しく、もっとおしゃれに」というテーマの作業着のファッションショー。モデルさんはかわいいし、小道具も仕事を知っている人ならではで、見ていて楽しかったですね~。取材のテレビカメラの数がすごかった!
その後の育成預託の遠藤裕子さん、酪農家の岩本実季さん、酪農ヘルパーの渡辺有紀さんと実行委員の久富聡子さんのパネルディスカッションがとても良くて…。
どこからこんな素敵な女性たちを集めてきたのかという、3人ともとても良いお話でした。苦労もたくさんある中、創意工夫や自分でいろいろ気づいていったり、仲間と集まったり、前向きに仕事に人生に向かう姿はとてもまぶしかったです。
懇親会もみなさんすごいエネルギーでした。皆さんそんじょそこらの女子より体力ありますからね!
たくさんはなしかけて下さったのに、私の反応がいまいち薄かったのは、体調が悪かったからです…申し訳ないです。
みなさんともっとお話ししたかった…!
2日目は北大大学院准教授の小林国之先生の講演、「国際社会における日本酪農の近未来」も、新たな視点で酪農をとらえられました。日本の酪農は、世界にいろいろな酪農形態のある中の一つであるのだなあという視点は持った事が無く、とても勉強になりました。
ワークショップは、くじ引きで決めた6人グループで、模造紙に2030年に自分や日本の酪農はどうなっていたいか、現在のこと、そして目標をかなえるには何をすればいいか、というのをどんどん出してフセンで貼って行くというものでした。若い酪農女子達のぶっちゃけトークも面白かったし、6人寄り集まればいろいろなアイディアが出るものだなあと感動しました。
それぞれ違った立場ながら、たくましく田舎の町で酪農に携わっている様も聞いていて頼もしかったのです。
ほんとうの事を言うと、私に限ってはいつも自分の事でいっぱいいっぱいで、日本の酪農の事まで心配している余裕がなかったのですが…こんなに酪農に憧れたり仕事が好きな若い子や、頼りがいのある活躍中の女性がいっぱいいるなら、これからいろんな問題が酪農という産業に起こってきたとしても、なんとかなるんじゃないかな、なんて思いました。
そしてもっと自分もがんばらなければなあと。
最後になりましたが、このような素晴らしい会を開催して下さった実行委員会の皆様、本当にありがとうございました。普段のお仕事もある中、本当に大変なご苦労だったと思います。講演の大役も皆様の明るさにとても助けられました。お疲れ様でした!
この記事の写真は、実行委員の薮内さんが撮ってくださったものです。
興味のある方は酪農女性サミットのfacebookページに写真などたくさん上がっていますよ~。
https://www.facebook.com/dairywomansummit/…
個展「牛のつむじ」展終了しました。
札幌円山のGallery Reraraさんにて、冨田美穂個展「牛のつむじ」無事会期を終了しました。
冬の始まりの雪や雨で足元が悪い中、本当に多くの方に足をお運びいただきました。
来てくださったすべての方、また応援して下さった方々に、深くお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。
太郎賞の時の「388全身図Ⅱ」を中心に、ここ2~3年の作品と新作を展示しました。
Reraraさんの広々と明るい空間で、作品の牛達ものびのびしているようでした。
前回のRetaraさんでの個展から4年、あのときよりずっとたくさんの方に来ていただいた実感があり、それだけ多くの人に私の作品が届いたのだなあと思うと胸に迫るものがあります。
会期中、北海道新聞さんの札幌10区に取り上げていただいた事も大きかったかもしれません。
アートと畜産という全く違ったジャンルの人が交差する、また興味を持ってもらえる作品であるからこその責任もまた、感じた機会でもありました。
次は来年の展示予定へ向けて、この経験をまた糧にして、新しい作品を作っていきたいと思います。
会場風景。
酪農ジャーナルに佐藤弘康さんと連載していた「オノマトペ牧場」の原稿も展示しました。お気に入りの2枚です。
1日1牛。そしてチャリティーポストカードもたくさんお買い上げいただきました。今年中にReraに寄付したいと思います!
新作の1177。70.5×57.5cm
新作の915。65×65cm
388全身図Ⅱはまた剥がして丸めました。大きいのでそのまま運べないのです。次に広げるのはいつになるでしょうね。