いのちをうつす展詳細です。

11月16日より東京と美術館にて開催される
上野アーティストプロジェクト2023
いのちをうつす ―菌類、植物、動物、人間 展の詳細が発表になっています。


関連イベントもいろいろあるのですが、私はなんと動物遺体研究者で東京大学総合研究博物館教授の遠藤秀紀先生と対談させていただく事になっております…!
最初はただ可愛いなという目線でしか牛を見ていなかった私に、動物としての牛のすごさを教えてくれたのが遠藤先生のご著書の「ウシの動物学」でした。
牛に胃が4つあるという事はぼんやり知ってはいましたが、その仕組みをしれば驚くばかり、大地を誰よりも早く駆け、硬い植物もどんどん自分の血肉に変え、あんな大きなお乳のタンクを持つポテンシャルを備えた、まさに牛は大地の覇者だったのです…!

ラジオのゲスト出演で先生のわかりやすいお話を聞いたという方もいらっしゃるかもしれませんね。

という訳で、私なんかに対談が務まるのかというおこがましさは十分承知で、牛についていろいろお話させて頂くのを楽しみにしています!

参加は申し込みが必要になります。10月14日より受付開始予定だそうです。

トーク①
ウシと人間
『ウシの動物学』(初版2001年、第2版2019年、東京大学出版会)等の著書がある動物遺体研究者の遠藤秀紀氏と、ウシの木版画を作る冨田美穂氏に、ウシと人間との関係について対談形式でお話いただきます。

日時11月18日(土) 14:00~16:00
出演遠藤秀紀(東京大学総合研究博物館教授)×冨田美穂(「いのちをうつす」展出品作家)
会場東京都美術館 講堂
定員200名
※参加費無料
※事前予約制(先着順で定員に達し次第申込締切)


他にも興味深いイベントがいっぱいですので、ぜひ詳しくは都美術館のウェブサイトをご覧ください。

https://www.tobikan.jp/exhibition/2023_uenoartistproject.html

上野アーティストプロジェクト2023
いのちをうつす ―菌類、植物、動物、人間

2023年11月16日(木)~2024年1月8日(月・祝)

東京都美術館 ギャラリーA・C

9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)

〒110-0007
東京都台東区上野公園8-36

同時開催の「動物園にて」展も面白そうです。
この秋、都美術館で生き物の作品を満喫できそうですね。

https://www.tobikan.jp/exhibition/2023_collection.html

北のアルプ美術館たより「緑風」に文章を寄稿致しました。

斜里町にある北のアルプ美術館で発行している美術館便り「緑風No.31」に文章を寄稿させて頂きました。

http://www.alp-museum.org/pages/ryokufuu31.html

歴史ある山の文芸誌に敬意を表して、自分の大学時代の登山から今の制作につながる思いを書きました。

北のアルプ美術館30周年記念誌も発行されています。
北のアルプ美術館の歴史、収蔵作品、30年の年月がはぐくんだ美術館に集う人の思いがたくさん詰まっており、大変読み応えのある一冊になっております。
通販もしているようですので、詳しくは北のアルプ美術館までお問合せくださいね。

特に最後の山崎猛前館長のインタビュー記事が圧巻でした。
山崎さんの生きた時代、情熱、様々な苦難を乗り越えて、老若男女が憩う美術館を遺してくれたんだな…と改めて、胸が熱くなる文章でした。

私が斜里町の隣町の小清水町に引っ越してきて、初めてアルプ美術館を訪れたのは何年も経ってからだったように思います。
私が登山をしていたころには、詩や文学と共にある登山の時代は遠くなっていたので、アルプ美術館でその時代の濃密な空気に触れ、改めて、山や自然を感じて生きることの尊さを教えてもらった気がします。
武蔵野美術大学時代に木口木版画を教えてくださった栗田政裕先生の版画が展示してあったのも嬉しかったです。それもそのはずで、栗田先生はアルプの表紙に版画を寄せていらしたのです。

30年の時間の間にたくさんの人たちの心に影響を与えてきたこの場所が、これからも続いていきますように。

6月14日からはアルプの主要作家であり、最近再評価の声も高まる木版画作家大谷一良展も開催されます。
ぜひ北のアルプ美術館へおいでくださいませ。

NHKほっとニュース道北・オホーツクで紹介されました。

6月6日、NHKのほっとニュース道北・オホーツクという番組内にて、私の事を紹介して頂きました。

ローカルニュースですが、NHK+で2週間配信しています。見られる方はぜひ。
https://www.nhk.jp/p/ts/478YY4LWQK/


web記事はこちらです。
https://www.nhk.or.jp/hokkaido/articles/slug-n7c16e72cb6e1


大作木版画を制作している様子と、職場で酪農の仕事をしている様子を取材してもらいました。
制作しているところもですが、牛舎で働いているところはめったに取材してもらう事はないので、放送を見てちょっと新鮮でした。職場の牛たちを可愛く撮っていただいていて、嬉しかったです。

NHK北見の畠澤様、ご協力いただいた職場の原田農場の皆様、ありがとうございました。

上野アーティストプロジェクト2023 いのちをうつす ―菌類、植物、動物、人間 展に参加します。

この秋、東京都美術館で開催される、上野アーティストプロジェクト2023
いのちをうつす ―菌類、植物、動物、人間 展に参加致します。

https://www.tobikan.jp/exhibition/2023_uenoartistproject.html

この展示に向けまして、大作の新作を制作中です。
また追って詳細などお知らせしますね。

上野アーティストプロジェクト2023
いのちをうつす ―菌類、植物、動物、人間

2023年11月16日(木)~2024年1月8日(月・祝)

東京都美術館 ギャラリーA・C

9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)

〒110-0007
東京都台東区上野公園8-36

サイア2023年春号

サイア2023年春号、発行されました。

表紙絵タイトルは「春、寄ってくる牛」です。

知床連山をバックに、春の放牧地の若い牛たちです!

ジェネティクス北海道 SIRE令和5年春号

第5回GH絵画コンテストの結果も掲載されています。
計88枚の作品をご応募いただきました。

今回も力作揃いで、本当に審査が難しく、また楽しかったです…!

一人でたくさん描いて送ってくれた子や、自分の家の様子を描いてくれた子、とっても丁寧に牛を描いてくれた子…本当にどの絵も素晴らしかったです!

ご応募くださった皆様、本当にありがとうございました。



小清水町防災拠点型複合庁舎ワタシノに作品が展示されています

私が住んでいる北海道小清水町に新しく完成した、防災拠点型複合庁舎ワタシノに、私の作品「701全身図」が展示されています。

「701全身図」は2018年の木版画作品で大きさは182×273㎝、神田日勝記念美術館での展示の時に作ったものです。

ワタシノは小清水町の役場新庁舎と、カフェやフィットネスジム、コインランドリーなどを併設し、災害時には避難施設にもなるという、役場に併設した複合機能施設としては日本初・フェーズフリー認証施設なんだそうです。
オープンは5月28日。とってもおしゃれで親しみやすい建物で、こんなに素敵な場所が小清水にできるなんて町民として嬉しいです。

https://watashino-koshimizu.jp/

ワタシノに作品を飾っていただけて、本当に光栄です。
今後この場所で、701が町民の皆様に親しんでいただけると嬉しいです。

なお、この作品は建設主体の施工者である、北興・早水・斜里特定建設工事共同企業体様にご寄贈頂きました。ありがとうございました!

展示場所は国道391号沿いの、B1F部分のギャラリースペースです。
下の写真の左側の入り口から入るとすぐですが、1Fの入り口から入った場合は階段を下りてください。

役場の営業日以外にもカフェやフィットネスジムが開店している時間なら中に入れるそうですので、9時~18時ならどの曜日でも。平日は21時まで開いているようですよ。

写真は夕方~夜ですが、昼間の天気の良いときに見ると今のところかなり額のアクリルの反射が強くて見づらい状態です。対策してくださるそうですので、また進展がありましたらお知らせ致しますね。

香港のQuiet Gallery にてグループ展に参加させて頂きます

ご縁ありまして、香港のQuiet Galleryで行われるグループ展に参加させて頂きます✨
とてもありがたい事です!

I will participate in the exhibition at Quiet Gallery in Hong Kong!
I am very grateful!

《Bountiful》Group Exhibition
2023.05.19 – 06.04 (Part 1)
2023.06.06 – 06.18 (Part 2)

Opening hours | 11am-7pm (Mon-Sat) |
11am-5pm (Sun & Public Holiday)

Quiet Gallery HK
Shop 1, B/F, BELOWGROUND, Landmark,
15 Queen’s Road Central, Hong Kong

詳細はQuiet Gallery のinstagramからご確認ください。

https://www.instagram.com/p/CsGA-5JLL2S/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==

今年も佐伯農場荒川版画美術館の展示がスタートしました。

今年も佐伯農場荒川版画美術館で作品を展示させていただきます。

春の佐伯農場へ、ぜひお越しくださいね!

レストラン牧舎は水、木曜日は定休日です。

臨時休業日など最新のお知らせは牧舎のさとえさんの instagramでチェックしてくださいね。

佐伯農場 北海道標津郡中標津町俣落2000-8

大きな作品は去年と変わりませんが、小品が少し入れ替わっています
まだ春浅い、荒川版画美術館
宮島義清さんの作品
牧舎カレー!

NorthPRINT-北海道の現代版画- 展会期終了しました。

NorthPRINT-北海道の現代版画- 展会期が無事に終了致しました。
会期中来て下さった皆様、お世話になった皆様、一緒に展覧会を作った作家の皆様に、改めて心からの感謝を申し上げます。
この展覧会が、少しでも版画表現の魅力を発見するきっかけになれていたなら嬉しいです!

札幌文化芸術交流センターSCARTS企画公募事業として、参加作家で企画から運営まで作り上げた展覧会でした。
北海道出身だったり、在住だったりする北海道に所縁のある版画作家たちのグループ展。
コロナ禍という事もあり、何度もzoom会議を行い諸々決めていき、大変ではありましたがこうして展覧会が完成してみると、本当に素晴らしい会場で、参加してよかったなとしみじみ思いました。
同じ版画というカテゴリーでも、こんなに表現の幅があり、可能性は無限だなという事を肌で感じ、また私は都会から離れてずっと一人で作業してきましたが、こんな風に同じジャンルで活動する作家さんと一緒に作品を並べた事は本当に刺激になりました。

SCARTSの会場設営のスタッフさんたちの技術を間近で見られたのもまた勉強になりましたね。

ここで得た感動をまた糧として、制作を引き続きがんばっていきたいです!

小品と、技法説明のコーナーもありました。
新作の木口木版画と、大作木版画の説明パネル
いつもポートフォリオに載せていたちょっと古い写真でしたが…

新作木口木版画
新作の木版画「1554」

サイア2023年1月号

ジェネティクス北海道さん機関紙SIRE 2023年1月号です。
すっかりアップするのが遅くなってしまいました。

タイトルは「気にしつつ反芻する子牛」。こちらを気にしつつも、反芻はやめない!そんな子牛を描きました。

そしてサイアについておしらせ。2023年から、年6回発行から年4回の季刊発行に変更になります。
私の表紙絵も年に4回となります。
ちょっと寂しい気もしますが、そのぶん版画の制作にまい進したいと思います。
これからも引き続き、よろしくお願い致します!

令和4年分の作品も載せてくださっています~!

絵画コンテストは先日審査を終えてきました。
力作ぞろいでとっても難しくも楽しい審査でした!
結果などはまたお楽しみになさってくださいね。
ご応募くださった皆様、ありがとうございました!