飛生アートコミュニティー グループ展に参加します

白老町のnewスポット、brew galleryで行われる飛生アートコミュニティーのグループ展に参加します。

1986年に飛生小学校が廃校し、国松明日香先生が発起人となり共同アトリエとして飛生アートコミュニティーが始まってから38年だそうです。

その40年近くにもわたる歴史の中で関わってきた43名ものアーティストたちの作品が集った展覧会です。
私は2020年の飛生芸術祭に参加させて頂いたご縁ですが、お誘いいただいてとっても光栄です!私の作品は新作が一点です。
お近くの方はどうぞご覧くださいませ。
9月7日からの飛生芸術祭とも合わせてぜひ!

an exhibition of Tobiu related artists
ー We are villagers, sojourners,and travelers. ー
我々は村人であり、滞在者であり、旅人だ
会期 2024年8月24日(土)~9月15日(日)
11:00~17:00
初日のみ13:00からopen
最終日16:00 close
休み:月・火・水
brew gallery
北海道白老郡白老町大町3-4-11 Brew bldg. 1F

今年の飛生芸術祭は、会期2024年9月7日(土)〜 9月15日(日)だそうですよ!
場所は 飛生アートコミュニティー

1316横臥図 木版画 77×96㎝ 2024

落石計画第14期行ってきました。

今年もまた落石計画の季節がやってきました。

落石らしい霧のお天気。ギャラリートークの日に行ってきました。

メインの若い作家さんたちの作品、落石の土地と、旧無線局の建物と対話し、そこでどんな作品をどのように見せるか作家さんごとによく練られた展示で、すごく良かったです。
この場所でこういう見せ方があるんだ!とハッとさせられたり。
皆さんこれから活躍される作家さんだと思いますが、この場所で作品を見られたことは特別な体験だったと思います。

田中藍衣  この場所に展示されることを想定して制作された作品だそう。ぜひ近くでマチエールをしっかり見てほしいし、この空間と作品の調和を味わってほしいです。外の作品もお見逃しなきよう。
芦川瑞希 リトグラフを用いた作品。モノクロの都会的な風景とこの独特の壁が思いのほか調和していて壁ごと作品のよう。
チョン・ダウン 版画から始まりイメージ、ライティング隅々まで工夫された見応えのある遊び心あふれた作品。この空間ごとインスタレーションのように体験しました。

井出創太郎+高浜利也 対話空間(=銅版の茶室)は落石計画14期+コロナの休止期間の間じわじわと時を経て変化している部分もあり。最初はキラキラだった内側の銅版がくすんだ色になり、水がたまり、それでも外側にはすこしずつ石膏キューブが積まれ続けています。
この厳しい落石の自然の中で、建物と一緒に少しずつ時を経ていく作品。

根室生まれで旧無線局の建物を改修した池田良二先生から、井出先生、高浜先生、そしてまた若い世代へとこの場所で受け継がれていくスピリットを確かに感じて、胸が熱くなる思いでした。

車がないとなかなか行きづらいアクセスしづらい場所ではありますが、ぜひ一度訪れてほしいアートイベントです。

今期は8月11日日曜日まで。

落石計画 第14期 「霧界/Unbound」
8月7日(水)~11日(日) 10時~16時 入場無料
旧落石無線送信局(現池田良二スタジオ)
芦川瑞季 田中藍衣 チョン・ダウン