東一条ギャラリー「冬至祭」参加します

東一条ギャラリー「冬至祭」今年も参加します!
小さな絵展から引き続き、木口木版画一点を展示販売させて頂きます。
マスキングテープなどのグッズもございます。
クリスマスプレゼントを探しに、出かけてみてください~!

東一条ギャラリー「冬至祭」
12月2,3、9,10,16,17日 am11:00~pm4:00
086-1041 中標津町東1条北1丁目16番地 2階

東京都美術館「いのちをうつす―菌類、植物、動物、人間」展始まりました

11月16日から、東京都美術館にて上野アーティストプロジェクト2023「いのちをうつすー菌類、植物、動物、人間」が始まりました。

上野公園内、上野動物園のお隣の東京都美術館。大きな企画展が行われている展示室の入り口の右手側に入り口があります(公募展の展示室もたくさんあるので、迷われたときは係の方に聞いてみてくださいね)。

エスカレーターで地下に下りながら2フロアーに渡って展示室があります。

私の作品は一番下のギャラリーAという場所にあります。

今回の私の展示作品は10点。最新作「891全身図」は阿部知暁さんのゴリラの作品の奥にありますよ…!

なんとか間に合いました…!黒々と、大きな牛です。

きのこの絵の小林路子さん、植物画の辻永さん、バードカービングの内山春雄さん、馬の写真の今井壽恵さん、ゴリラの絵画の阿部知暁さん、どの作家さんの作品も対象に肉迫したものばかりで、とても見応えのある展覧会となっています。ゆっくり時間をもって観覧するのがお勧めです!
同時開催の「動物園にて」展も、日本の動物園の歴史、人と動物の関わりを振り返ることのできる大変興味深い展覧会となっております。

「いのちをうつす」展の図録もございます。嬉しいですね!
会場入り口で1800円で販売しております。私の展示作品10点も掲載されています。

ミュージアムショップでは、関連グッズも販売されています。
私の手ぬぐい、ポストカード、絵本「おかあさん牛からのおくりもの」も販売して頂いております!

11月18日には関連イベントとしまして「ウシと人間」というテーマで東京大学総合研究博物館教授の遠藤秀紀先生と対談させていただきました。

私が一方的に先生のご著書「ウシの動物学」のファンであるという事でオファーさせて頂いたのですが…、正直なところ、私ごときで先生のお相手が務まるのかと、戦々恐々としておりました。事前に打ち合わせで先生の研究室を訪問させて頂き、とても気さくにお話させて頂いたので、ちょっとホッとしつつもやっぱり緊張して迎えた当日でした。

ひたすら遠藤先生にリードして頂いて、なんとか2時間のトークを終えることができました。
先生のユーモアを交えたお話に私も引きこまれつつ、慣れない私の話を引き出していただき、本当にありがたかったです…!
長年気になっていた牛の胸垂がなんのためにあるのかという質問もできました。それで半日講義できるとおっしゃっていた先生…その講義を本当に聞いてみたい。
様々な種類の動物の遺体と日々向き合っている先生のお話は大変に興味深く、絵を描く私と解剖学の、対象をよく見る、という共通点なども感じたり…。
牛の話、生物の話、家畜と人の関わりの話、人生の話など…いろいろなお話ができました。

正直に言うと緊張しすぎていてあまり話した内容を全部は覚えていないのですが、聞いてくださった方にはおおむね好評であったようなので、良かったです…!

遠藤秀紀先生、お忙しい中本当にありがとうございました。
そして会場に来て下さった皆様も、心からありがとうございました!
来場者の皆様があたたかく見守ってくださって、心強かったです。

そして遠藤先生はこのたびミステリー小説家としてデビューされます!
「人探し」
第44回小説推理新人賞受賞作 双葉社より12月20日刊行
https://www.futabasha.co.jp/book/97845752470390000000?type=1

知の巨人の好奇心は本当に計り知れないですね…絶対買って読みます!!

ちなみに今回遠藤先生の他の著作なども拝読し、先生の作られた標本がたくさんある国立科学博物館の常設展、40年ぶりに上野動物園にも行ってみました(遠藤先生は笹をつかむパンダの指の構造を発見された事でも有名です)。
人類を含めた地球上の生き物の進化の歴史と、動物をよくよく観察し、解剖し、生き物の形の不思議と歴史をひとつひとつ解き明かしてきた人類の自然科学の積み重ねに思いを馳せることができ、本当に良い機会になりました。

という事で、1月8日までの会期、どうぞよろしくお願い致します。https://www.tobikan.jp/exhibition/2023_uenoartistproject.html

企画展示室で開催中の「永遠の都ローマ展」は12月10日まで。
こちらも日本ではめったに見られないローマの名作が揃っています!
ローマ展にも興味のある方はお急ぎくださいね。

東一条ギャラリー「小さな絵」展に参加します

今年も東一条ギャラリーの「ちいさな絵」展に参加します。

私は木口木版画1点と、水彩画一点展示します。グッズも含め販売もしています。

あたたかい展から数えて15回目の秋の展覧会。毎年開催は今回で一度節目となり、来年からは不定期開催となるそうです。
ちょっと寂しいですが…ぜひお時間ある方はお越しくださいね。

「ちいさな絵」展

2023年11月4.5.11.12.18.19.25.26日(土、日曜日)
am11:00~pm4:00
東一条ギャラリー
086-1041 北海道中標津町東1条北1丁目16番地2階


いのちをうつす展詳細です。

11月16日より東京と美術館にて開催される
上野アーティストプロジェクト2023
いのちをうつす ―菌類、植物、動物、人間 展の詳細が発表になっています。


関連イベントもいろいろあるのですが、私はなんと動物遺体研究者で東京大学総合研究博物館教授の遠藤秀紀先生と対談させていただく事になっております…!
最初はただ可愛いなという目線でしか牛を見ていなかった私に、動物としての牛のすごさを教えてくれたのが遠藤先生のご著書の「ウシの動物学」でした。
牛に胃が4つあるという事はぼんやり知ってはいましたが、その仕組みをしれば驚くばかり、大地を誰よりも早く駆け、硬い植物もどんどん自分の血肉に変え、あんな大きなお乳のタンクを持つポテンシャルを備えた、まさに牛は大地の覇者だったのです…!

ラジオのゲスト出演で先生のわかりやすいお話を聞いたという方もいらっしゃるかもしれませんね。

という訳で、私なんかに対談が務まるのかというおこがましさは十分承知で、牛についていろいろお話させて頂くのを楽しみにしています!

参加は申し込みが必要になります。10月14日より受付開始予定だそうです。

トーク①
ウシと人間
『ウシの動物学』(初版2001年、第2版2019年、東京大学出版会)等の著書がある動物遺体研究者の遠藤秀紀氏と、ウシの木版画を作る冨田美穂氏に、ウシと人間との関係について対談形式でお話いただきます。

日時11月18日(土) 14:00~16:00
出演遠藤秀紀(東京大学総合研究博物館教授)×冨田美穂(「いのちをうつす」展出品作家)
会場東京都美術館 講堂
定員200名
※参加費無料
※事前予約制(先着順で定員に達し次第申込締切)


他にも興味深いイベントがいっぱいですので、ぜひ詳しくは都美術館のウェブサイトをご覧ください。

https://www.tobikan.jp/exhibition/2023_uenoartistproject.html

上野アーティストプロジェクト2023
いのちをうつす ―菌類、植物、動物、人間

2023年11月16日(木)~2024年1月8日(月・祝)

東京都美術館 ギャラリーA・C

9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)

〒110-0007
東京都台東区上野公園8-36

同時開催の「動物園にて」展も面白そうです。
この秋、都美術館で生き物の作品を満喫できそうですね。

https://www.tobikan.jp/exhibition/2023_collection.html

北のアルプ美術館たより「緑風」に文章を寄稿致しました。

斜里町にある北のアルプ美術館で発行している美術館便り「緑風No.31」に文章を寄稿させて頂きました。

http://www.alp-museum.org/pages/ryokufuu31.html

歴史ある山の文芸誌に敬意を表して、自分の大学時代の登山から今の制作につながる思いを書きました。

北のアルプ美術館30周年記念誌も発行されています。
北のアルプ美術館の歴史、収蔵作品、30年の年月がはぐくんだ美術館に集う人の思いがたくさん詰まっており、大変読み応えのある一冊になっております。
通販もしているようですので、詳しくは北のアルプ美術館までお問合せくださいね。

特に最後の山崎猛前館長のインタビュー記事が圧巻でした。
山崎さんの生きた時代、情熱、様々な苦難を乗り越えて、老若男女が憩う美術館を遺してくれたんだな…と改めて、胸が熱くなる文章でした。

私が斜里町の隣町の小清水町に引っ越してきて、初めてアルプ美術館を訪れたのは何年も経ってからだったように思います。
私が登山をしていたころには、詩や文学と共にある登山の時代は遠くなっていたので、アルプ美術館でその時代の濃密な空気に触れ、改めて、山や自然を感じて生きることの尊さを教えてもらった気がします。
武蔵野美術大学時代に木口木版画を教えてくださった栗田政裕先生の版画が展示してあったのも嬉しかったです。それもそのはずで、栗田先生はアルプの表紙に版画を寄せていらしたのです。

30年の時間の間にたくさんの人たちの心に影響を与えてきたこの場所が、これからも続いていきますように。

6月14日からはアルプの主要作家であり、最近再評価の声も高まる木版画作家大谷一良展も開催されます。
ぜひ北のアルプ美術館へおいでくださいませ。

NHKほっとニュース道北・オホーツクで紹介されました。

6月6日、NHKのほっとニュース道北・オホーツクという番組内にて、私の事を紹介して頂きました。

ローカルニュースですが、NHK+で2週間配信しています。見られる方はぜひ。
https://www.nhk.jp/p/ts/478YY4LWQK/


web記事はこちらです。
https://www.nhk.or.jp/hokkaido/articles/slug-n7c16e72cb6e1


大作木版画を制作している様子と、職場で酪農の仕事をしている様子を取材してもらいました。
制作しているところもですが、牛舎で働いているところはめったに取材してもらう事はないので、放送を見てちょっと新鮮でした。職場の牛たちを可愛く撮っていただいていて、嬉しかったです。

NHK北見の畠澤様、ご協力いただいた職場の原田農場の皆様、ありがとうございました。

上野アーティストプロジェクト2023 いのちをうつす ―菌類、植物、動物、人間 展に参加します。

この秋、東京都美術館で開催される、上野アーティストプロジェクト2023
いのちをうつす ―菌類、植物、動物、人間 展に参加致します。

https://www.tobikan.jp/exhibition/2023_uenoartistproject.html

この展示に向けまして、大作の新作を制作中です。
また追って詳細などお知らせしますね。

上野アーティストプロジェクト2023
いのちをうつす ―菌類、植物、動物、人間

2023年11月16日(木)~2024年1月8日(月・祝)

東京都美術館 ギャラリーA・C

9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)

〒110-0007
東京都台東区上野公園8-36

サイア2023年春号

サイア2023年春号、発行されました。

表紙絵タイトルは「春、寄ってくる牛」です。

知床連山をバックに、春の放牧地の若い牛たちです!

ジェネティクス北海道 SIRE令和5年春号

第5回GH絵画コンテストの結果も掲載されています。
計88枚の作品をご応募いただきました。

今回も力作揃いで、本当に審査が難しく、また楽しかったです…!

一人でたくさん描いて送ってくれた子や、自分の家の様子を描いてくれた子、とっても丁寧に牛を描いてくれた子…本当にどの絵も素晴らしかったです!

ご応募くださった皆様、本当にありがとうございました。



小清水町防災拠点型複合庁舎ワタシノに作品が展示されています

私が住んでいる北海道小清水町に新しく完成した、防災拠点型複合庁舎ワタシノに、私の作品「701全身図」が展示されています。

「701全身図」は2018年の木版画作品で大きさは182×273㎝、神田日勝記念美術館での展示の時に作ったものです。

ワタシノは小清水町の役場新庁舎と、カフェやフィットネスジム、コインランドリーなどを併設し、災害時には避難施設にもなるという、役場に併設した複合機能施設としては日本初・フェーズフリー認証施設なんだそうです。
オープンは5月28日。とってもおしゃれで親しみやすい建物で、こんなに素敵な場所が小清水にできるなんて町民として嬉しいです。

https://watashino-koshimizu.jp/

ワタシノに作品を飾っていただけて、本当に光栄です。
今後この場所で、701が町民の皆様に親しんでいただけると嬉しいです。

なお、この作品は建設主体の施工者である、北興・早水・斜里特定建設工事共同企業体様にご寄贈頂きました。ありがとうございました!

展示場所は国道391号沿いの、B1F部分のギャラリースペースです。
下の写真の左側の入り口から入るとすぐですが、1Fの入り口から入った場合は階段を下りてください。

役場の営業日以外にもカフェやフィットネスジムが開店している時間なら中に入れるそうですので、9時~18時ならどの曜日でも。平日は21時まで開いているようですよ。

写真は夕方~夜ですが、昼間の天気の良いときに見ると今のところかなり額のアクリルの反射が強くて見づらい状態です。対策してくださるそうですので、また進展がありましたらお知らせ致しますね。

香港のQuiet Gallery にてグループ展に参加させて頂きます

ご縁ありまして、香港のQuiet Galleryで行われるグループ展に参加させて頂きます✨
とてもありがたい事です!

I will participate in the exhibition at Quiet Gallery in Hong Kong!
I am very grateful!

《Bountiful》Group Exhibition
2023.05.19 – 06.04 (Part 1)
2023.06.06 – 06.18 (Part 2)

Opening hours | 11am-7pm (Mon-Sat) |
11am-5pm (Sun & Public Holiday)

Quiet Gallery HK
Shop 1, B/F, BELOWGROUND, Landmark,
15 Queen’s Road Central, Hong Kong

詳細はQuiet Gallery のinstagramからご確認ください。

https://www.instagram.com/p/CsGA-5JLL2S/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==